「SKハイニックス以上の下げ」 ヒョソン重工業、474万2000ウォンから161万2000ウォンに
概要
- ヒョソン重工業の株価は、高値の474万2000ウォンから直近の161万2000ウォンへ約66%急落した。
- 2026年7〜9月期の連結営業利益は2435億ウォンと前年を上回ったが、コンセンサスの3065億ウォンを大きく下回り、株価の重荷となった。
- 証券各社は、米国の通商政策を巡る不透明感や同業界のバリュエーション低下を理由に、目標株価を400万ウォン台から300万ウォン台へ引き下げた。これに労組の全面ストライキ予告も重なった。
期間別予測トレンドレポート


株価急落にスト予告、「皇帝株」に二重苦

一時は500万ウォンに迫り「皇帝株」とも呼ばれたヒョソン重工業の株価が、高値から6割超下落した。半値を超えて下げ、3分の1近い水準まで落ち込んだ格好で、SKハイニックスなど大型半導体株を上回る下落率となっている。足元では業績が市場予想を下回ったうえ、労働組合が全面ストライキを予告しており、悪材料が重なっている。
11月8日の業界関係者の話によると、直近の取引日である11月6日のヒョソン重工業株は前営業日比9.99%安の161万2000ウォン(約18万9000円)で引けた。直近1年間の高値である474万2000ウォン(約55万5000円)に比べ、約66%下落した。
株価低迷の背景には、まず業績の伸び悩みがある。ヒョソン重工業の2026年7〜9月期の連結営業利益は2435億ウォン(約285億円)と前年同期比10.8%増えたが、市場コンセンサス(市場予想平均)の3065億ウォン(約359億円)を大きく下回った。物流の支障や原価上昇が影響した。
証券各社も、米国の通商政策を巡る不透明感の拡大や同業界のバリュエーション低下を理由に、ヒョソン重工業の目標株価を一斉に引き下げた。従来の400万ウォン台から300万ウォン台へ大幅に見直した。
これに加え、労使対立も浮上している。ヒョソン重工業の事務・技術職労組は、会社側が納得できる一括提示案を示さなければ、11月17日から2週間の全面ストライキに入ると警告した。労組はこれに先立ち、11月4〜6日に72時間の警告ストライキを実施している。
労組は、基本給の10%引き上げや成果給の支給基準づくり、職群間の福利厚生格差の是正などを求めている。会社の2025年通期の連結営業利益は7470億ウォン(約874億円)と前年より106%増えたが、従業員への成果配分は十分ではなかったと労組側は主張している。
キム・ボング 韓経ドットコム記者 kbk9@hankyung.com
Korea Economic Daily
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