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「70ドルが1ドルに」 $TRUMP急落、中間選挙の「ブルー・ツナミ」で最安値

出典
Korea Economic Daily

概要

  • 公式ミームコイン $TRUMP は、中間選挙での共和党大敗と 民主党の上下両院掌握 を受け、過去最安値に沈んだ。
  • $TRUMP は2025年1月の過去最高値73.43ドルから98.5%急落し、1.12ドルまで下落した。個人投資家は巨額の損失を被った。
  • トランプ大統領は $TRUMPミームコイン販売関連収入6億3500万ドル など、暗号資産事業で巨額の収入を申告した一方、投資家は損失を抱え、利益相反を巡る論争が浮上した。

期間別予測トレンドレポート

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写真:Shutterstock
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ドナルド・トランプ米大統領の名を冠した公式ミームコイン「$TRUMP」が、中間選挙で共和党が大敗した後、過去最安値に沈んだ。民主党が上下両院を掌握し、トランプ政権の暗号資産に友好的な政策にブレーキがかかるとの懸念が広がった。大統領一族の暗号資産事業を巡る議会調査が強まる可能性も相場の重荷になった。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が11月5日に報じたところによると、$TRUMPの価格は24時間で16%急落し、一時1.12ドル(約177円)まで下げた。2025年1月に付けた過去最高値の73.43ドル(約1万1590円)と比べると、98.5%安い水準だ。高値で1000万円分を買ったと単純計算すると、現在の価値は約15万3000円に縮んだことになる。

$TRUMPは、トランプ大統領の2回目の就任を3日後に控えた2025年1月に発売された。政治的な象徴性とトランプ支持層の買いが重なり、価格は一時70ドルを超えた。時価総額も数十億ドルまで膨らんだ。

ただ、ミームコインは明確な収益モデルや用途よりも、話題性や投資家心理に価格が左右されやすい。発売当初の熱気が冷めると価格は急速に下落し、今回の中間選挙の結果が追加下落の引き金になった。

民主党は11月3日に実施された中間選挙で上院と下院の双方を制した。いわゆる「ブルー・ツナミ」が現実となり、トランプ政権が進めてきた暗号資産規制の緩和や関連法案の成立見通しは不透明になった。

民主党はこれまでも、大統領一族の暗号資産事業について利益相反の問題があると批判してきた。このため新議会では、公聴会や調査が本格化する可能性がある。トランプ一族が関与したワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial)の「WLFI」や、メラニア・トランプ氏の名を冠したミームコインも、選挙後はそろって軟調に推移した。

$TRUMPの急落で個人投資家が巨額の損失を被った一方、トランプ大統領はコイン事業で巨額の収入を得ていたことも明らかになった。

米政府倫理局に提出された2025年の年次財務報告書によると、トランプ大統領は$TRUMPミームコインの販売関連収入として6億3500万ドル(約1000億円)を申告した。これは保有コインの評価益ではなく、報告書に記載された販売関連収入であり、純利益とは区別する必要がある。

トランプ大統領一族が、ワールド・リバティ・ファイナンシャルなどを含む暗号資産事業で2025年に申告した収入は14億ドル(約2210億円)を超えた。ロイター通信は、トランプ一族が2025年にホワイトハウスへ復帰して以降、暗号資産事業で得た利益を少なくとも23億ドル(約3630億円)と見積もった。

トランプ大統領は2025年、$TRUMPの主要保有者を招いた晩餐会に自ら出席した。コイン投資が大統領と会う機会として使われたとの批判も浴びた。大統領の政治的影響力と個人事業の境界が曖昧になったとの利益相反論争である。

イ・ソンニョル 韓経ドットコム記者 yisr0203@hankyung.com

#ミームコイン
#米中間選挙
#仮想資産規制
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