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ビットコイン8万2500ドルの下値維持が重要 10月28日のFOMCが変動性の分水嶺

出典

概要

  • ウィンターミュートは、ビットコイン(BTC)が8万2500ドルの支持線を守っており、8万7000ドルを突破すれば一段高のシグナルになり得ると明らかにした。
  • 10月28日のFOMCでは政策金利の据え置き観測が強いものの、タカ派的な据え置きとなれば12月利上げ観測と米国債利回りの再上昇に警戒が必要だと指摘した。
  • ウィンターミュートは、アルトコインに比べビットコインとイーサリアムの期待収益がより魅力的だと分析した。足元で低水準にあるオプション市場の予想変動率とあわせ、8万2500ドルを中心とした狭い値動きは近く解消される可能性が高いとみている。

期間別予測トレンドレポート

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写真:Shutterstock
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ビットコイン(BTC)が8万2500ドル(約1310万円)近辺の重要な支持線を守るなか、10月28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前後して価格変動が大きくなる可能性がある。

暗号資産マーケットメーカーのウィンターミュート(Wintermute)が10月20日に公表した市場リポートによると、ビットコインは足元で3週間超にわたり8万2500ドル近辺で推移している。この水準は上昇局面では抵抗線として機能したが、現在は支持線に転じているという。

ウィンターミュートは、先週にビットコインが一時8万2500ドルを下回ったものの、その後回復し、週間終値を支持線の上で付けたと説明した。8万7000ドル(約1380万円)を明確に上抜ければ一段高のシグナルになり得る一方、8万2500ドルをはっきり割り込めば、この水準が再び抵抗線に転じ、7万ドル台前半まで下落する可能性があるとみている。

足元のマクロ経済環境はビットコインの重荷となっている。米消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比3.7%と、前回の3.4%から高まった。コアCPIも前月比0.3%上昇し、市場予想の0.2%を上回った。

人工知能(AI)関連投資への懸念も、リスク資産への投資心理を圧迫した。直近1週間ではナスダック指数が5.52%下落したのに対し、ビットコインは1.99%安と相対的に底堅く推移した。ウィンターミュートは、ビットコインのパフォーマンスがナスダックを約3.5ポイント上回った点に注目した。

金利見通しも主要な変数だ。市場では10月28日のFOMCで政策金利が据え置かれる可能性を基本シナリオとして織り込んでおり、利上げの確率は15〜17%程度とされる。ただ、ウィンターミュートは、米連邦準備理事会(FRB)がタカ派的な据え置きを示せば、12月の利上げ観測が前倒しされ、米国債利回りが再び上昇する可能性があると分析した。

アルトコイン市場はビットコインに比べて弱い。主要アルトコインは直近1週間で平均5.69%下落した。資金もアルトコインから、ビットコインやイーサリアム(ETH)といった大型の暗号資産に移っている。

ウィンターミュートは、現在はリスクに見合う期待収益の面で、アルトコインよりビットコインとイーサリアムの方が魅力的だと指摘した。ビットコインが先に上昇しなければ、アルトコイン全般の上昇基調は戻りにくいともみている。

さらに、オプション市場に織り込まれた予想変動率はなお低水準にとどまっているとしたうえで、FOMCに加え、米中間選挙や7〜9月期の企業決算発表が続くため、8万2500ドルを中心とした狭い値幅での推移は近く解消される可能性が高いと見通した。

#連邦準備制度

minriver@bloomingbit.ioこんにちは、bloomingbit記者です。

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