XRPの取引所保有量118億1000万XRP、過去1年で上位1% 売却可能在庫は高水準
概要
- XRPの取引所保有量が約118億1000万XRPとなり、過去1年で上位1%水準に達したことで、短期的な変動性が高まる可能性があると伝えた。
- デリバティブ市場のレバレッジポジションは急速に整理された一方、取引所に流入したXRP供給はなお高水準を維持していると評価した。
- 現在、XRP現物ETFの累積純流入額は約18億ドル(約2840億円)に達している。ナスダック上場の財務企業エバーノス(Evernorth)は約4億7300万XRPを運用しており、機関需要が取引所供給の増加分を一部吸収する可能性があると伝えた。
期間別予測トレンドレポート



XRPの取引所保有量が約118億1000万XRPまで増え、過去1年で上位1%の水準に達した。取引所内の売却可能在庫が膨らんでおり、短期的な変動性が高まる可能性がある。
10月19日に暗号資産専門メディアのコインゲイプが報じた。CryptoQuantのデータによると、XRPの取引所保有量は約118億1000万XRPだった。直近365日の分布では99パーセンタイルに当たる。
オンチェーンアナリストのクリプトオンチェーン(CryptoOnchain)は10月18日、Xへの投稿で、取引所内のXRP供給が増える一方、デリバティブ市場のレバレッジは急速に低下していると分析した。
バイナンスのXRP未決済建玉は月初に比べて約15.8%減少した。同じ期間にはロングポジションの清算も急増し、レバレッジをかけた持ち高の相当部分が整理された。
クリプトオンチェーンは、レバレッジは取引所供給より速いペースでリセットされたと指摘した。デリバティブ市場の過度なポジションは減ったものの、取引所に移されたXRPはなお高水準にとどまっていることを意味する。
これに先立ち、直近30日間に大口ウォレットからバイナンスへ流入したXRPも16億XRPに達し、6カ月ぶりの高水準を記録した。XRPは足元で1.28ドル(約202円)〜1.35ドル(約213円)のレンジで推移している。
もっとも、取引所保有量の増加がそのまま売り圧力につながると断定はできない。コインゲイプは、今後5〜10取引日にわたって取引所への純流入の方向性や、現物上場投資信託(ETF)の資金フローをあわせて見極める必要があると報じた。
足元ではXRP現物ETFの累積純流入額が約18億ドル(約2840億円)に達した。ナスダック上場のXRP財務企業エバーノス(Evernorth)も約4億7300万XRPを運用している。こうした機関需要が、取引所供給の増加分を一部吸収する可能性もある。