ウォシュFRB議長「金利判断は事前に示さず」 追加シグナル出さず
概要
- ケビン・ウォシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、今月の政策金利引き上げの有無について事前にシグナルは出さないと明らかにした。
- FRBは先月の連邦公開市場委員会(FOMC)で、全会一致で政策金利を0.25ポイント引き上げ、年3.75〜4.00%にした。
- 米国の9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.7%上昇し、市場予想の3.6%を上回った。これを受け、今月も利上げの可能性が広がった。
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ケビン・ウォシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、今月の政策金利引き上げの有無について事前にシグナルを出さない考えを示した。先月の利上げは物価安定に向けた措置だったと改めて強調する一方、追加利上げの時期には言及を控えた。
ウォシュ議長は10月16日(現地時間)、タイ・バンコクで開かれた国際通貨基金(IMF)・世界銀行の年次総会の対談で、「いかなる会合の決定も予断しない」と語った。そのうえで「年内に残る会合でどのような措置を取るかを事前に明らかにするのは適切ではない」と述べた。10月27〜28日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げするか据え置くかについても、具体的な方向性は示さなかった。
先月の利上げの狙いについては再確認した。ウォシュ議長は「9月に利上げした際、物価安定を達成し、金融緩和政策を一部巻き戻す考えを非常に明確に示した」と説明した。物価を抑えるという原則と、個別会合での金利判断を前もって予告することは別問題だとの立場である。
FRBは先月のFOMCで、政策金利を0.25ポイント引き上げ、年3.75〜4.00%にした。全会一致で決めた。ウォシュ議長の就任後、初の金利調整だった。
その後に公表された物価指標は、追加引き締めを巡る議論を強めた。米国の9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.7%上昇した。市場予想の3.6%を上回り、金融市場では今月も利上げに踏み切る可能性があるとの観測が広がった。
cow5361@bloomingbit.ioこんにちは、bloomingbit記者です。