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米物価とAI企業の債務懸念でNY株安、ナスダック1.88%下落

概要

  • 市場予想を上回る 米物価 と AI企業の債務負担 を背景に、ニューヨーク株式市場は、とりわけ ハイテク株 を中心に下落した。
  • 9月のCPIとコアCPIの上振れ を受け、 利上げ確率 は一時50%を上回り、 追加引き締めの可能性 が改めて意識された。
  • AI関連株のコアウィーブが急落 し、 フィラデルフィア半導体株指数は4.3%下落 した。 ドル高 も、リスク資産全般の重荷となった。

期間別予測トレンドレポート

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写真:Shutterstock
写真:Shutterstock

市場予想を上回る米物価の上昇と、人工知能(AI)企業の債務負担への懸念が、10月14日のニューヨーク株式市場を押し下げた。追加利上げへの警戒が強まるなか、AI投資拡大の持続可能性にも疑問が広がり、ハイテク株を中心に売りが膨らんだ。

ナスダック総合株価指数は2万6692.87で取引を終え、前日比511.51ポイント(1.88%)下落した。S&P500種株価指数も86.51ポイント(1.11%)安の7718.94だった。ダウ工業株30種平均は48.62ポイント(0.09%)安の5万1621.48で引け、下げ幅は相対的に小さかった。

相場の重荷となったのは、この日公表された9月の米消費者物価指数(CPI)だ。米労働省が発表した前年同月比の上昇率は3.7%と、8月の3.4%から加速した。市場予想の3.6%も上回った。食品とエネルギーを除くコアCPIも前年同月比2.6%、前月比0.3%上昇し、いずれも市場予想を上回った。

金利先物市場も即座に反応した。前日に22.1%だった10月の利上げ確率は、物価指標の公表直後に51.5%まで跳ね上がった。午後には30%台まで低下したものの、物価の鈍化を見込んでいた投資家に追加引き締めの可能性を改めて意識させた。

AI関連株には別の悪材料も重なった。クラウド企業のコアウィーブ(CoreWeave)株は15.46%急落した。データセンターを急拡大する過程で借り入れ負担が過大になっているとの懸念が、株価を押し下げた。

コアウィーブがデータセンター投資の資金を確保するために発行した債券の利回りは15%に迫った。テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)も懸念を示し、投資家の不安は強まった。一方、コアウィーブのCEOは市場の反応を「非合理的だ」と評し、事業モデルへの自信を示した。

売りは半導体株にも広がった。フィラデルフィア半導体株指数は4.3%下落した。サンディスク(SanDisk)が5.97%、SKハイニックスの米預託証券(ADR)が4.02%、マイクロン・テクノロジー(Micron Technology)が3.88%下げた。インテル(Intel)とAMDもそれぞれ3.20%、2.28%下落した。

債券市場は取引時間中に方向を変えた。物価指標の発表後に急上昇した米国債利回りは、株安を受けた安全資産買いと、後続の物価指標を見極めようとする動きのなかで上げ幅を縮小した。午後3時時点の米10年債利回りは5.189%と、前日終値より0.027ポイント低かった。

ドルは堅調を維持した。主要6通貨に対するドルの強さを示すドル指数(DXY)は一時102.94まで上昇し、18カ月ぶりの高水準をつけた。その後は上げ幅を縮め、102.53で取引を終えた。

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cow5361@bloomingbit.ioこんにちは、bloomingbit記者です。

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