[単独]SKスクエア、日本のフィジカルAI企業ムジンに出資
概要
- SKスクエアは海外投資法人 TGCスクエア を通じ、日本のフィジカルAI企業 ムジン の シリーズD 投資ラウンドに参加した。
- ムジンは ムジンOS を基盤とするフィジカルAI技術を強みに、10億ドル超の企業価値 と累計 6000億ウォン(約708億円)超の資金調達 を記録した。
- SKスクエアは、フィジカルAIを通じた SK中核系列会社との相乗効果 と、AI・半導体 バリューチェーン における選択と集中戦略を通じて 企業価値 の引き上げを進める方針を示した。
期間別予測トレンドレポート


ロボット制御OSを持つ「ムジン」に
TGCスクエア通じシリーズD参加
SK中核系列会社との相乗効果に期待

SKスクエアが日本のフィジカル人工知能(AI)企業ムジンに出資した。AI・半導体を軸に事業ポートフォリオを再編しているSKスクエアは、フィジカルAI分野にも投資領域を広げている。
10月11日に業界関係者が明らかにしたところによると、SKスクエアの海外投資法人TGCスクエアは最近、日本のムジンのシリーズD投資ラウンドに参加した。投資額は公表していないが、今回ラウンドの調達額は3000億ウォン(約354億円)を上回った。
ムジンは2011年設立の日本を代表するフィジカルAI企業だ。汎用ロボット制御プラットフォーム「ムジンOS」を持つ。倉庫や工場のロボットを知能化し、各種自動化機能を通じて設備全体を統合制御するのが中核技術となっている。
こうした技術力を基に、ムジンはこれまでに6000億ウォン(約708億円)超を調達した。昨年末の投資には日本のNTTグループやカタール投資庁(QIA)、セールスフォース・ベンチャーズなどが参加した。ムジンは10億ドル(約1580億円)超の企業価値を認められた。
SKスクエアは、ムジンのフィジカルAI技術がSKグループ内の中核系列会社と生み出す相乗効果に注目したもようだ。特に半導体パッケージングや物流工程、ファブ建設現場などへの適用が見込まれる。半導体製造工場内の多様な物流ロボットを単一のOSで統合制御し、「自律型ファブ」の実現を後押しできるとみられる。
今回の投資で、SKスクエアがTGCスクエアを通じて出資した米国と日本のAI・半導体企業は8社(発表ベース)に増えた。これまでに米ディーマトリックス、テトラメム、ハンマースペース、ヌマット・テクノロジーズと、日本のQlux、アイオーコア、Link-USなどに投資している。このうち2023年に投資した米AI半導体スタートアップのディーマトリックスは、最近の企業価値が約20億ドル(約3160億円)超に跳ね上がり、SKスクエアの出資時点に比べて7倍超となった。
SKスクエアの関係者は「今後もAI・半導体のバリューチェーンで新たな投資機会を発掘する計画だ」と述べた。続けて「選択と集中の戦略に沿って事業ポートフォリオを再編し、新規投資を進めることで、半導体投資持ち株会社として企業価値を高めたい」と語った。
ラ・ヒョンジン記者 raraland@hankyung.com
Korea Economic Daily
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