4億7300万XRP保有のエバーノス、SPAC合併完了 10月12日にナスダック上場へ
概要
- エバーノスはSPAC合併を完了し、10月12日からナスダックで銘柄コード 'XRPN' として取引される予定だと発表した。
- エバーノスは約 4億7300万枚のXRP と約 3億ドルの現金を保有しており、アリントンキャピタル、SBIグループ、リップル、パンテラキャピタル、クラーケン、GSR などが投資に参加したと明らかにした。
- エバーノスは トークン化資産、ブロックチェーン基盤の融資市場、決済・清算インフラ などに資本を投じ、XRP の活用度を高めるとともに、長期的に1株当たりの XRP保有量 を増やす戦略を進めると説明した。
期間別予測トレンドレポート



XRPを保有・運用するデジタル資産企業エバーノスが、SPAC(特別買収目的会社)との合併を完了し、米株式市場への上場を控えている。XRPを単に保有するだけでなく、関連する金融インフラやサービスに資本を投じ、1株当たりのXRP保有量を増やす構想を掲げる。
エバーノスは10月9日、アルマダ・アクイジション・コープIIとの合併を完了したと発表した。普通株は10月12日からナスダックで銘柄コード「XRPN」として取引される予定だ。アルマダはアリントンXRPキャピタル・ファンドが後援するSPACである。
合併完了時点でエバーノスが保有するXRPは約4億7300万枚。取引費用控除前ベースで、約3億ドル(約475億円)の現金も調達した。投資家にはアリントンキャピタル、SBIグループ、リップル、パンテラキャピタル、クラーケン、GSRなどが参加した。
創業者兼最高経営責任者(CEO)のアシシュ・バーラ氏は「上場市場が求める透明性とガバナンスを備えつつ、エコシステムの成長を支える能動的なXRP運用企業をつくることが目標だった」と説明した。そのうえで「XRPの活用度を高めるインフラやサービスに資本を投じ、長期的には1株当たりのXRP保有量を増やす戦略を進める」と強調した。
同社は投資対象として、トークン化資産、ブロックチェーン基盤の融資市場、決済・清算インフラなどを挙げた。機関投資家のブロックチェーン金融への参加拡大に伴って必要となる資本を供給し、ナスダック上場企業に適用される報告・開示基準に沿って事業を運営する方針だ。
アリントンキャピタル創業者のマイケル・アリントン氏は「XRPエコシステムが成熟すれば、有力な開発者と資本を引きつけると確信していた」と語った。エバーノスについては「大規模な資本、積極的な関与、上場企業としての基準を組み合わせ、関連インフラの機関投資家対応を後押しする」と述べた。
エバーノスは10月14日、経営陣や投資家、XRPエコシステムの関係者が参加するナスダックのクロージングベル行事も開く予定だ。