概要
- サウジアラビア国営石油会社アラムコが、アジア向け原油の販売価格を大幅に引き下げた。
- これを受け、ブレントとWTIはそれぞれ約2%下落し、国際原油相場は軟調に推移している。
- 湾岸産油国によるアジア市場のシェア確保に向けた価格競争と、中東地域の原油供給増加が相場の下落圧力になっている。

サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコがアジア向け原油の販売価格を市場予想以上に引き下げ、国際原油相場が下落している。
暗号資産専門メディアのブロックビッツが10月6日に伝えた。北海ブレント先物はこの日の取引時間中に2%超下落し、1バレル97.45ドル(約1万5400円)を付けた。米国産標準油種のWTIも約2%下げ、1バレル86.81ドル(約1万3700円)で取引された。
アラムコはアジア向け指標原油の公式販売価格(OSP)を6年ぶりの低水準に引き下げた。サウジアラビアなど湾岸産油国は、アジア市場のシェア確保に向けた価格競争を強めている。
足元ではホルムズ海峡を通過する原油輸送量の増加も、原油相場の下押し要因となった。中東地域の原油供給が増えるなか、産油国同士の価格競争も激しくなり、供給懸念は一部で和らいでいる。
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