ドリフト財団、ハッキング資金920万ドルを凍結 10.7万ETHはなお未移動
概要
- ドリフト財団は、4月のハッキングで奪われた利用者資産約3億ドルのうち、920万ドルを凍結したと明らかにした。
- ハッカーが分散保管していた約13万259ETHのうち、10万7165ETHはなお未移動の状態だと説明した。
- ドリフト財団は、凍結した資産の全額をDFX復旧プールに移し、回収資金の10%を支払う報奨金プログラムを進めるとした。
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ドリフト(DRIFT)財団は、4月に発生したハッキングで奪われた利用者資産のうち、920万ドル(約14億円)を凍結した。
9月30日にブロックビッツなどが伝えた。財団は同日、4月のハッキングに絡む資金回収の進捗を公表した。当時、被害で奪われた利用者資産は約3億ドル(約472億円)だった。
財団は、この日までに920万ドル規模の盗難資金を凍結したと明らかにした。対象資金は9月に暗号資産ミキシングプロトコル「トルネードキャッシュ」を経由して移動したことが確認された。
財団は、セキュリティー企業のマンディアント(Mandiant)やゼロシャドー(ZeroShadow)を起用し、ハッキングの経緯の調査と盗難資金の追跡を進めている。マンディアントは、ハッカーを北朝鮮とつながりのある組織「UNC6862」だと特定した。
調査の結果、ハッカーは奪った資産をイーサリアムのネットワークに移した後、約13万259ETHを計4つのウォレットに分散保管していた。
このうち3つのウォレットが保有する約10万7165ETHは、ハッキング後から現在まで移動していない。残る1つのウォレットでは、7月に約2万3094ETHがトルネードキャッシュに送金された。
ドリフト財団は、バイビット(Bybit)と共同で報奨金プログラムも進める。盗難資金の回収に成功した情報提供者に、実際の回収額の10%を支払う仕組みだ。
あわせて、凍結などを通じて回収した資産の全額を「DFX復旧プール」に移す方針も示した。
gilson@bloomingbit.ioこんにちは、bloomingbit記者です。