トランプ氏、対ロシア・イラン制裁法に署名 ロシア産エネルギー主要輸入国に最大100%関税
概要
- ドナルド・トランプ米大統領が、ロシアとイランを対象とする大規模な 制裁法案 に署名した。
- この法案では、ロシアの エネルギー輸出 を圧迫するため、主要な原油・天然ガス輸入国に最大 100%の関税 を課すことを可能にした。
- 法案には、ロシアとイランに対する既存の 制裁延長 に加え、大統領の 制裁免除権限 と、平和協定締結時に制裁を終了できる条項が盛り込まれた。
期間別予測トレンドレポート



ドナルド・トランプ米大統領は、ロシアとイランを対象とする大規模な制裁法案に署名した。ロシアのエネルギー輸出を圧迫するため、主要な原油・天然ガス輸入国に最大100%の関税を課すことを可能にする内容を盛り込んだ。
米ホワイトハウスは9月18日、トランプ大統領が「リンジー・O・グラハム・ロシア・イラン制裁法」に署名したと発表した。ホワイトハウスは、この法律について、ロシアに対する法定制裁や関税、禁止措置を承認・拡大し、イランに対する既存の制裁を延長するものだと説明した。
制裁はロシア政府関係者や金融機関に加え、エネルギー・防衛産業を幅広く対象とする。既存の制裁を逃れてロシア産エネルギーを運ぶ、いわゆる「影の船団」も対象に含めた。ロシアがエネルギー輸出を通じてウクライナ戦争に投じる資金を確保するのを断つ狙いがある。
ロシア産の原油または天然ガスの輸入量が最も多い5カ国に対しては、トランプ大統領が最大100%の関税を課すことができるようにした。ただ、ロシアの天然ガス輸出量の15%未満を輸入し、ロシア産エネルギーへの依存を減らす措置を講じた国は例外の適用を受けうる。
大統領の裁量権も相当程度残した。ホワイトハウス行政管理予算局(OMB)が7月に公表した政権の政策声明によると、法案は大統領に制裁免除の権限を付与し、ロシアとウクライナが平和協定を締結した場合には制裁を終了できるようにした。
イランに対する制裁も延長した。1996年に制定した「イラン制裁法」の効力を5年間延長する内容を盛り込んだ。
cow5361@bloomingbit.ioこんにちは、bloomingbit記者です。