概要
- KOSPIは「四重魔女の日」と大規模なETFリバランスが重なったなかでも、7000台の維持に成功した。
- サムスン電子とSKハイニックスは、自社株買いとその他法人の買いで下げ幅を縮め、指数の下値を支えた。
- コスダックではジュソンエンジニアリング、ティーエスイーなど半導体素材・部材・装置株と石油・海運関連株が急騰し、指数上昇を主導した。
期間別予測トレンドレポート


ティーエスイーなど半導体素材・部材・装置株が急騰
サムスン電子とSKハイニックスの自社株買いが下値支え

韓国総合株価指数(KOSPI)は9月10日、「四重魔女の日」と呼ばれる先物・オプション同時満期日と大規模な上場投資信託(ETF)のリバランスが重なったものの、7000台を守った。コスダック市場はジュソンエンジニアリングやティーエスイーなど一部の半導体素材・部材・装置企業が大きく上昇し、続伸して取引を終えた。
9月10日のKOSPIは前日比0.25%安の7033.92で引けた。取引時間中には6898.45まで下落したが、後場に下げ幅を縮めて7000台を維持した。外国人は2兆7504億ウォン(約3160億円)を売り越した。個人は1兆931億ウォン(約1260億円)、機関は36億ウォン(約4.1億円)をそれぞれ買い越した。その他法人も1兆6496億ウォン(約1900億円)を買い越した。個人は6営業日ぶりに買い越しに転じ、機関は6営業日連続で買い越した。
時価総額上位ではサムスン電子が0.19%安、SKハイニックスが0.16%安で終えた。ただ、いずれも取引時間中に2%超下げた分の大半を取り戻した。
市場ではこの日、先物・オプション同時満期日に加え、KRXセクター指数の定期変更を前にした大規模なETFリバランスも重なり、需給悪化でサムスン電子とSKハイニックスの下げが一段と大きくなるとの見方が出ていた。KRX半導体指数に占めるSKハイニックスの比率は36%台、サムスン電子は22%台まで高まっていた。定期変更では各銘柄の比率が20%に制限されるため、両銘柄の比率を引き下げる過程で大規模な機械的売りが出ると予想されていた。ただ、サムスン電子とSKハイニックスの自社株買いが下支えとなり、その他法人の買いが指数の下値を支えた。
石油・海運株もこの日の相場防衛に一役買った。中東の地政学的緊張が高まり、北海ブレント原油価格が1バレル100ドル(約1万5360円)を上回ると、韓国石油は10.30%、フンア海運は8.01%上昇した。
コスダック指数は前日比0.79%高の836.92で引けた。KRX半導体指数で比率が高まったジュソンエンジニアリングやティーエスイーを中心に、半導体素材・部材・装置企業が急騰したためだ。9月10日はジュソンエンジニアリングが7.02%、ティーエスイーが14.15%上昇した。この日指数に新規採用されたテスも0.39%高と小幅に上げた。時価総額上位ではエコプロBMが3.31%、シムテックが0.98%、ファドゥが6.59%上昇し、指数高に寄与した。一方、同じ素材・部材・装置企業でもウォニクIPSは1.08%安、イオテクニクスは3.19%安だった。
オ・ヒョナ記者 5hyun@hankyung.com
Korea Economic Daily
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