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SK崔会長「キオクシアと共同生産も選択肢」 R&D・供給網共有で協力に含み

出典
Korea Economic Daily

期間別予測トレンドレポート

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年内に投資方針を公表する可能性

協力が不成立なら保有持ち分整理も示唆

写真:SKグループ
写真:SKグループ

SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長は、日本のキオクシアとの共同生産も「一つの選択肢だ」と述べ、日本での工場建設を検討していると明らかにした。生成AIの普及で世界的なメモリー半導体の供給不足が深まるなか、間接投資先のキオクシアと連携し、日本を海外の中核生産拠点に位置づける戦略とみられる。

朝日新聞によると、崔会長は9月1日のインタビューで「キオクシアは多くの強みを持つ会社だ」と語った。共同生産に加え、研究開発(R&D)や供給網の共有など、幅広い形で協力できるとの認識も示した。

崔会長は、キオクシアが米サンディスクと合弁で主力製品を生産している体制にも触れたうえで、「キオクシアの将来戦略にSKハイニックスが入るなら、我々はいつでもパートナーになる準備ができている」と強調した。工場を共同で建設する案も可能だとの考えをにじませた。

崔会長が日本での生産に言及した背景には、AI需要を起点とするメモリー不足がある。崔会長は、データセンター向けメモリーが足元で20〜30%不足していると指摘した。韓国内の生産ライン増設だけでは、急増する需要に対応しきれないと判断したためだ。

日本については、素材・部品・装置の産業集積が厚く、製造基盤も強固だと評価した。すでに日本の複数の自治体から工場誘致の提案を受けており、年内に具体的な投資案を示す可能性も示唆した。

両社の連携が実現すれば、世界のNAND市場の勢力図は大きく変わる。カウンターポイント・リサーチによると、2026年4〜6月期のNAND市場シェアはサムスン電子が25%、SKハイニックスが22%、キオクシアが14%だった。SKハイニックスとキオクシアの合算では36%となり、サムスン電子を上回って世界首位に浮上する。

市場関係者は、SKハイニックスが保有するキオクシア株関連の権益が今回の交渉の最大の分岐点になるとみる。SKハイニックスは1290億円規模のキオクシア転換社債(CB)を保有する。これを普通株に転換すれば、キオクシア株約15%を直接確保し、実質的な主要株主の地位を得ることになる。

もっとも、各国の独占禁止審査に加え、2028年まで議決権ベースの持ち分を15%以下に制限する取り決めや日本政府のけん制など、乗り越えるべき課題は多い。

崔会長は、協力が不成立に終われば持ち分を整理する構えも示した。「これ以上、協力関係を築けないのであれば、投資を終了する」と述べた。

キム・チェヨン記者/東京=チェ・マンス特派員 why29@hankyung.com

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