a16z、送金スタートアップのフェリックス・パゴに2億ドル出資 サービス拡大へ
概要
- フェリックス・パゴは、a16zが主導した2億ドル規模のシリーズC投資と信用供与を調達したと発表した。
- フェリックス・パゴは、ブロックチェーンと米ドル建てステーブルコインのUSDコイン(USDC)を活用し、ワッツアップを基盤とする送金サービスを提供している。
- フェリックス・パゴは、新規資金を人工知能(AI)と金融インフラ拡充に投じ、融資や貯蓄サービスへ事業を広げる方針を示した。
期間別予測トレンドレポート



米ステーブルコイン送金スタートアップのフェリックス・パゴ(Félix Pago)が、米シリコンバレーのベンチャーキャピタルであるアンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)などから2億ドル(約320億円)を調達した。
ブロックビッツなどによると、フェリックス・パゴは9月2日、新たな資金調達を実施したと発表した。内訳はシリーズCの出資8700万ドル(約139億円)と、1億1300万ドル(約181億円)の与信枠で構成する。
シリーズCはa16zが主導した。QEDインベスターズ、キャッスル・アイランド・ベンチャーズ、スイッチ・ベンチャーズも参加した。ゼネラル・カタリスト傘下のカスタマー・バリュー・ファンドは1億1300万ドルの信用枠を提供した。
フェリックス・パゴは、米国に住む中南米移民向けに、ワッツアップを通じた送金サービスを提供している。利用者はテキストや音声で送金を依頼でき、受取人は現地通貨で資金を受け取れる。
送金処理にはブロックチェーンと米ドル建てステーブルコインのUSDコイン(USDC)を使う。ただ、利用者がUSDCを直接購入したり、暗号資産ウォレットを管理したりする仕組みではない。
フェリックス・パゴは最近までに、中南米11カ国で計80億ドル(約1兆2810億円)の送金を処理した。利用者数は600万人を超え、直近1年の売上高は2.5倍に増えた。
調達資金は人工知能(AI)と金融インフラの拡充に振り向ける。既存の送金利用者の取引データをもとに、融資や貯蓄サービスへ事業を広げる方針だ。AIエージェントの開発も進める。
gilson@bloomingbit.ioこんにちは、bloomingbit記者です。