ポリゴン、ハードフォークで複数の脆弱性修正 実際の悪用は確認されず
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ポリゴン(Polygon)は、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)ネットワークで見つかった複数のセキュリティー脆弱性をハードフォークで修正し、関連内容を公表した。メインネットで実際に攻撃へ悪用された事例は確認されていない。
コインテレグラフが8月29日に伝えたところによると、ポリゴンラボのバリデーター支援チームは公式報告書を通じて、BorとHeimdallの両クライアントで見つかった脆弱性を開示した。主な問題は、サービス妨害(DoS)攻撃の可能性のほか、バリデーターのリソース枯渇、チェックポイントやマイルストーン処理の不具合だった。
最も深刻な脆弱性はHeimdallクライアントで確認された。攻撃者が細工した特殊なトランザクションを送信すると、バリデーターに過度な演算負荷が生じ、ネットワーク運営に支障をきたす恐れがあった。Borクライアントでも、ブロック処理速度を低下させたり、ノードを強制終了させたりできるDoS脆弱性が2件見つかった。
ポリゴンは、これらの問題を「Austin」と「Kyoto」のハードフォークで解消した。脆弱性の詳細は修正作業が完了するまで非公開としていた。配布とテストを経てメインネットへの適用を終えた後、内容を公表した。ポリゴンは、これまでのところメインネットで実際の悪用事例は見つかっていないとしている。
ハードフォーク後、旧バージョンのクライアントを使うノードは正常なコンセンサス過程から外れた状態となっている。ネットワークに再参加するには、最新版へのアップグレードが必要だ。
ポリゴンPoSノードはBor v2.10.0に更新する必要がある。バリデーターとフルノードはHeimdall v0.11.0を適用しなければならない。いずれのバージョンも現在、メインネットで有効化されている。