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メモリー半導体売上高、今年280%増 市場全体の54%占める見通し

出典
Korea Economic Daily

期間別予測トレンドレポート

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「半導体市場全体の54%まで拡大」

「AIデータセンター比率、2030年に53%超」

写真:サムスン電子、SKハイニックス
写真:サムスン電子、SKハイニックス

今年の世界メモリー半導体売上高は、前年に比べ280%増える見通しだ。半導体市場全体に占めるメモリーの比率も5割を超えると予想されている。AIデータセンター投資がHBMだけでなく、DRAMやNAND、非メモリー半導体の需要まで押し上げているためだ。

市場調査会社ガートナーが8月25日に示した予測によると、今年の世界半導体売上高は1兆5552億ドル(約247兆円)となり、前年の8090億ドル(約129兆円)から92%増える。2027年は1兆9399億ドル(約309兆円)まで拡大する見通しだ。

メモリーの伸びはさらに大きい。ガートナーは、今年のメモリー半導体売上高が8373億ドル(約133兆円)に達すると見込む。前年の2201億ドル(約35兆円)に比べ約280%増にあたる。半導体売上高全体に占めるメモリーの比率も、前年の27%から今年は54%に高まる見込みだ。

ガートナーのベン・リー ディレクター・アナリストは、半導体産業が新たな成長局面に入っていると分析した。AIインフラ投資が続き、メモリー価格も想定以上の上昇基調を示していることが、産業の急成長につながっているという。

DRAM247%増、NAND372%増を予想

内訳では、DRAMとNANDフラッシュの双方が大幅な成長を示す見通しだ。ガートナーは、今年のDRAM売上高が前年比246.6%増、NANDフラッシュが371.9%増になると予測した。

この流れはサムスン電子とSKハイニックスにも追い風となる。両社はともに高帯域幅メモリー(HBM)と汎用DRAM、NANDを生産している。AI向け高付加価値メモリーの需要が増え、汎用DRAMとNANDの価格も強含んでいるためだ。ガートナーは、2027年に追加の生産能力が稼働しても、AIインフラ構築に必要なメモリー消費が増え続けることで、需給の逼迫が続くとみている。

ガートナーのシュリシ・パント ディレクター・アナリストは、AIインフラがメモリー市場の力学を変えたと指摘した。2026年は価格上昇が成長を加速させ、2027年以降は継続的なAIインフラ整備、AIサーバー1台当たりのメモリー搭載量の増加、HBMへの底堅い需要がメモリー売上高の成長を支えると説明した。

「2030年の半導体売上高、過半がAIデータセンター関連」

半導体の需要先も急速に変わっている。ガートナーは、半導体売上高全体に占めるAIデータセンターのエコシステム比率が、2026年の36.5%から2030年には53%超に高まると予測した。4年後には、世界の半導体売上高の過半がAIデータセンターと結びつく計算になる。

リー氏は、AIインフラの拡大に伴い、半導体エコシステム全体の投資構図だけでなく、産業内の需要構成も再編されていると述べた。そのうえで、半導体売上高全体に占めるAIデータセンターのエコシステム比率は、2030年に53%超へ拡大するとの見通しを示した。

恩恵はメモリー以外にも広がる見込みだ。AIクラスターの規模や演算速度、電力消費が大きくなるほど、中央演算処理装置(CPU)、ネットワーキング半導体、電力管理半導体、アナログ部品、光インターコネクトなどの需要も増えるためだ。

ガートナーは、メモリーを除く半導体売上高が前年の5890億ドル(約94兆円)から2026年は7179億ドル(約114兆円)へ21.9%増えると見込む。2027年は8644億ドル(約138兆円)まで増加する見通しだ。

リー氏は、AIは特定の製品群だけに恩恵を与えるのではなく、インフラスタック全体で半導体市場の機会を広げていると語った。

ホン・ミンソン 韓経ドットコム記者 mshong@hankyung.com

#AIインフラ
#半導体
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