「タカ派」のカシュカリ総裁、米長期金利急騰でも「国債市場は正常に機能」
Korea Economic Daily
概要
- ニール・カシュカリ総裁は、米国債利回りの急騰にもかかわらず、米国債市場は正常に動いているとし、取引と市場流動性があると明らかにした。
- カシュカリ総裁は、高水準の国債利回りのもとでも、インフレを再び抑えるための主要な政策手段としてフェデラルファンド金利を活用できるとの認識を示した。
- カシュカリ総裁は、インフレが短期間で目標水準に戻るとの確信はないとし、さらに多くのデータを見る必要があると述べた.
期間別予測トレンドレポート



米国債利回りが急騰するなかでも、ニール・カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は、米国債市場は正常に機能しているとの認識を示した。
米連邦準備理事会(Fed)内の代表的なタカ派であるカシュカリ総裁は8月23日、CBSに出演し、「米国債市場が正常に動いていることを示す兆候はすべてそろっている」と語った。取引は成立しており、市場の流動性もあると説明した。
そのうえで、インフレを再び抑えるための主要な政策手段として、フェデラルファンド(FF)金利の活用に集中できると付け加えた。
米10年債利回りは8月21日に4.73%で取引を終えた。30年債利回りは5.28%と、2007年以降の最高水準に近い水準で推移した。
カシュカリ総裁は、現在の国債利回りは近年の推移と比べれば高水準だと指摘した。一方で、1990年代には今よりも有意に高い水準だったとも述べた。
同総裁は7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを主張した。当時、少数意見を示した3人のうちの1人だった。
同総裁は8月23日、インフレへの懸念も改めて示した。9月会合についての言及は避けた。
カシュカリ総裁は「さらに多くのデータを見る必要があるが、次回会合を先回りして判断したくはない」と述べた。現時点では、インフレが短期間で目標水準に戻るとの確信は持てないとも語った。
ハン・ギョンウ 韓経ドットコム記者 case@hankyung.com
Korea Economic Daily
hankyung@bloomingbit.ioThe Korea Economic Daily Global is a digital media where latest news on Korean companies, industries, and financial markets.