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原油高で米株軟調、AI楽観で半導体株は上昇 10年債利回り4.7%台

出典
Korea Economic Daily

概要

  • 米株式市場は、原油高10年物国債利回りの4.7%台再上昇を受けて軟調に推移した。
  • ただ、アンソロピックの売上高が14倍に急増し、AI関連ハードウエア株への楽観が広がったことで、半導体などハイテク株は上昇した。
  • 中東情勢の不安に加え、WTIが83ドル・ブレントが89ドル前後の原油相場と、指標の10年物国債利回りが4.7%を上回ったことが投資家の重荷になった。

期間別予測トレンドレポート

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中東情勢の悪化で米10年債利回りは再び4.7%台に乗せた

利上げ観測は後退したが、原油高が重荷となった

写真:Shutterstock
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米株式市場は8月17日、原油高と長期国債利回りの上昇を受けて軟調に推移した。一方、米AI新興のアンソロピック(Anthropic)の売上高急増が伝わり、人工知能(AI)を巡る楽観が強まった。半導体などハイテク株は上昇した。

ニューヨーク時間の午前10時15分時点で、S&P500種株価指数は0.1%安、ダウ工業株30種平均は0.2%安だった。ハイテク株中心のナスダック100指数は、半導体株の上昇を背景に0.2%高となった。

この日はマイクロンが4%超上昇し、1017ドル(約16万2000円)で取引された。SKハイニックスの米預託証券(ADR)も4%近く上げ、173ドル(約2万7500円)を付けた。サンディスクは6%超上昇し、ブロードコムとエヌビディアも値を上げた。

ブルームバーグは、アンソロピックの4〜6月期売上高が115億ドル(約1兆8300億円)となり、前年同期の14倍に増えたと報じた。四半期の営業損益も初めて黒字化したという。これを受け、AI関連ハードウエア株への楽観が広がった。

一方、中東情勢を巡る警戒感はくすぶった。トランプ米大統領は、オマーンが参戦すれば爆撃すると威嚇した。イランの高官も、外交的解決が失敗すればホルムズ海峡とその周辺で緊張が高まると明らかにした。原油先物はその後、小幅に上昇した。

米国産標準油種WTI先物は0.5%高の1バレル83ドル(約1万3200円)で推移した。国際指標の北海ブレント先物も1バレル89ドル(約1万4200円)前後で取引された。

先週は比較的落ち着いたインフレ指標を受け、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測が後退していた。それでもこの日は、米10年物国債利回りが前日比1bp(1ベーシスポイント=0.01%)上昇し、4.70%となった。再び4.7%台に乗せた。

S&P500は先週、企業業績の改善を支えに過去最高値を更新した。中東の地政学リスクがくすぶるなかでも、好決算が投資家心理を支えた。CNBCによると、弱い小売売上高と比較的穏やかなインフレ指標を受け、翌月のFRB利上げ観測が後退したことも最高値更新の背景となった。

レン・スターリングのチーフ市場ストラテジスト、ロリー・マクファーソン氏は8月17日、CNBCのインタビューで「利上げ期待の変化が一部のハイテク株に影響を与えた」と指摘した。7月は企業の好決算にもかかわらずハイテク株が相対的に振るわなかったが、足元で大きく上昇している理由を説明していると分析した。

ただ、この日は中東情勢への不安が再び強まった。原油高に加え、指標となる10年債利回りが4.7%を上回ったことも投資家の重荷となった。

今週は目立った経済指標の発表は予定されていない。FRBは8月19日に最新の会合議事要旨を公表する。米小売大手ではホーム・デポが8月18日、ロウズが8月19日、ウォルマートが8月20日に決算発表を控える。

キム・ジョンア客員記者 kja@hankyung.com

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