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コスピ急反発でも不安、7000目前で個人は下落に賭け

出典
Korea Economic Daily

期間別予測トレンドレポート

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上昇相場への追随より、短期対応の傾向が強い

写真:Shutterstock
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コスピが7000突破を目前に急反発しているにもかかわらず、個人投資家は利益確定売りを続けている。むしろコスピの下落に賭けるインバース型商品を買い進め、追加上昇よりも調整局面を意識する動きが目立つ。株価下落に賭ける空売り残高も8月に入って増えている。コスピが高値警戒感を振り払い、投資家の信頼を取り戻すにはなお時間がかかりそうだ。

8月16日にコスコムのETFデータプラットフォーム「ETFチェック」が公表したデータによると、直近1週間で個人投資家が最も多く買い越した上場投資信託(ETF)は、コスピ200先物指数の日次騰落率をマイナス2倍で追う「KODEX 200先物インバース2X」だった。買越額は1328億ウォン(約1500億円)に達した。個人の買越額上位には「KODEXインバース」(3位)や「SOL SKハイニックス先物単一銘柄インバース2X」(9位)など、下落に賭ける商品が多く入った。

個人投資家は依然としてコスピの下落余地を大きいとみているようだ。コスピは7月に急速な調整を経て5300台まで下げたが、8月に入って反発し、7000再突破を目前に控える。とりわけ直近1週間で約10%上昇するなど短期間で上げ幅を広げており、個人は一段高よりも調整の可能性を重視している。

人工知能(AI)ベースの投資情報プラットフォーム、エピックAIによると、韓国の個人投資家は8月11日から8月14日まで4営業日連続でコスピを売り越し、4日間の売却額は計7兆9840億ウォン(約9020億円)にのぼった。コスピが8月11日の6345.53から8月14日に6977.94まで上昇する間も、売り越しを続けた計算だ。一方、同じ期間に外国人投資家はコスピを4営業日連続で買い越した。個人が手放した株式を外国人が次々と買い入れた構図だ。

韓国株の待機資金とされる投資家預託金も減っている。金融投資協会によると、6月4日に139兆6948億ウォン(約15兆8000億円)だった投資家預託金は、8月13日には100兆ウォン(約11兆3000億円)まで縮小した。2カ月余りで40兆ウォン前後(約4兆5200億円)が流出したことになる。投資家が株式市場から少しずつ資金を引き揚げていることを示している。

これに先立ち、個人投資家はコスピ急落を受けて米国株関連ETFに資金を振り向けていた。過去1カ月で個人の買越額が最も大きかったETFは「TIGER米国S&P500」で、6310億ウォン(約7130億円)が流入した。「KODEX米国ナスダック100」は4437億ウォン(約5010億円)、「KODEX米国S&P500」は3482億ウォン(約3930億円)で、いずれも買越額上位に入った。

個人の売買動向は、上昇トレンドに追随するというより短期対応の色合いを強めている。ユアンダ証券のイ・ジェウォン研究員は「7月31日以降、強い上昇局面では外国人が買い越し、個人が売り越す流れが続いている。急落局面では逆に外国人が売り越し、個人が買い越すパターンが繰り返されている」と指摘した。さらに「個人の需給はトレンド追随より、調整局面での押し目買いと反発局面での利益確定へと性格が変わっている」と分析した。

空売り残高も増加している。8月11日時点のコスピの空売り純保有残高は19兆60億ウォン(約2兆1500億円)だった。7月末の16兆7340億ウォン(約1兆8900億円)から2兆2720億ウォン(約2570億円)増えた。空売りは、投資家が株を借りて売却し、期日までに同じ数量を買い戻して返済する取引だ。高く売って安く買い戻し、差益を狙う典型的な下落ベットの手法とされる。コスピは7月末の5500台から8月11日には6300台まで反発したが、投資家はなお株価下落を見込んでいることになる。

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