エヌビディア、1兆超のパラメーター持つ「Nemotron 4」を開発中 有力オープンソースAIに対抗
概要
- エヌビディアが、少なくとも 1兆個のパラメーター を持つ Nemotron 4 を開発し、世界最高水準の オープンソースモデル に対抗することを目指していると伝えられた。
- エヌビディアは、AIの安全性と サイバーセキュリティツール を開発・共有する連合体を発足させ、オープンウエートモデル を支援するとの書簡も公表した。
- エヌビディアは、Nemotron 3.5 Lightning と、オープンソースの モデルルーティングライブラリー である Nemo Switchyard を公開した。
期間別予測トレンドレポート



エヌビディア(NVIDIA)が、世界最高水準のオープンソースモデルに対抗する新たなAIモデル群「Nemotron 4」を開発していることが分かった。
8月11日にロイターが引用したITメディアのジ・インフォメーションによると、開発中のAIモデルで最大規模となる「Nemotron 4」は、少なくとも1兆個のパラメーターを持つ見通しだ。
発売時期はまだ決まっておらず、最終学習も終えていない。ただ、従業員は早ければ晩秋にも投入できると同メディアに語った。
オープンソースモデルは今年、中国の「Kimi K3」がアンスロピック(Anthropic)やオープンAI(OpenAI)などの有力AIモデルに迫る性能を示し、注目を集めている。一方、米国のAIラボの多くはオープンソースモデルを公開していない。
最近は自律型AIエージェントを使ったハッキング事例が明らかになり、関心はさらに高まっている。オープンソースモデルには、サイバーセキュリティでの利用に関する制限がないためだ。
エヌビディアは7月、マイクロソフト(Microsoft)などのテック企業と組み、AIの安全性とサイバーセキュリティのツールを開発・共有する連合体を発足させた。あわせて、技術革新の海外流出を防ぐため、オープンウエートモデルを支援するとの書簡も公表した。
エヌビディアは8月11日、コードレビューやツール利用、セキュリティ警告の監視、請求関連の問い合わせ対応などに使う新製品「Nemotron 3.5 Lightning」も発表した。さらに、AIの作業を最適なモデルに自動で振り分けるよう設計したオープンソースのモデルルーティングライブラリー「Nemo Switchyard」も公開した。
オープンソースモデルは、ソフトウエアのソースコードだけでなく、学習に使ったデータやデータ前処理の手法、学習スクリプト、モデル構造など、開発工程全体を公開する。これに対しオープンウエートモデルは、学習の全過程やデータは公開しない一方、学習済みモデルの重み(パラメーター)だけを公開し、誰でも実行やファインチューニングができるようにしたものだ。
キム・ジョンア客員記者 kja@hankyung.com
Korea Economic Daily
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