米軍首脳、イラン戦の出口戦略を模索 「空爆だけでは目標達成は困難」
Korea Economic Daily
概要
- 米軍首脳部が、イランとの軍事衝突で軍事的選択肢が限界に達しつつあるとみて、出口戦略を模索していると報じられた。
- ダン・ケイン議長は、空爆だけではトランプ大統領の目標達成は難しく、武力衝突の水準の引き上げは逆効果を招く恐れがあると懸念を示したという。
- 関係者によると、米軍首脳部は弾薬在庫と主要な防空システムの不足がイランの攻撃への防衛に支障を及ぼしかねないと評価した。
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米軍首脳部がイランとの軍事衝突を巡り、軍事的選択肢は限界に達しつつあるとみて、出口戦略を探っている。CNNが8月7日、複数の関係者の話として報じた。
報道によると、ダン・ケイン統合参謀本部議長は、現在の空爆だけではトランプ大統領が掲げる目標の達成は難しいと判断している。武力衝突の水準をさらに引き上げれば、かえって逆効果を招く恐れがあるとの懸念も示した。
ケイン議長はこうした問題意識を、ジョン・ラトクリフ中央情報局(CIA)長官、マルコ・ルビオ国務長官、J・D・バンス副大統領ら政権中枢と相次いで共有し、出口戦略を協議してきた。
トランプ大統領はイランへの地上軍投入に否定的な立場を維持してきた。一方で、空爆による圧力だけでもイランを交渉のテーブルに着かせることができるとの認識を示してきたという。ただ、側近らはこのシナリオの実現可能性は低いとみており、大統領が示した条件の範囲内で実行できる代替策の検討に力を注いできたとCNNは伝えた。
出口戦略を巡る議論には、米軍の弾薬在庫の減少も影響したもようだ。関係者によると、米軍首脳部は現在の弾薬在庫について「危険な水準まで枯渇している」とみている。ケイン議長も最近のトランプ大統領との会議で、弾薬在庫への懸念を示した。
ケイン議長に加え、中東地域の関係当局者も最近、米側に対し、主要な防空システムの不足がイランの攻撃を防ぐうえで支障になりかねないとの懸念を伝えた。
シン・ヨンヒョン 韓経ドットコム記者 yonghyun@hankyung.com
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