バーンスタイン、サークルの目標株価140ドル維持 成長性の過小評価を指摘
期間別予測トレンドレポート



グローバル投資銀行のバーンスタインは、米ドル連動型ステーブルコイン「USDC」の発行元であるサークルに対する目標株価を140ドルに据え置いた。
8月6日にザ・ブロックが伝えたバーンスタインのリポートによると、同社は「サークルの第2四半期決算は弱気論への反証になる」と指摘した。投資判断も従来の「アウトパフォーム(Outperform)」を維持した。
サークルが公表した2026年4〜6月期の売上高は7億100万ドル(約1100億円)と、前年同期比7%増えた。ただ、市場予想は約2%下回った。
一方、調整後EBITDAは1億4300万ドル(約225億円)、基本的1株利益(EPS)は0.19ドルで、いずれも市場予想を上回った。準備金の運用収益は売上高全体の約95%を占めた。
バーンスタインは、サークル株の重荷となってきた主因として、ステーブルコイン市場での競争激化と、金利環境の変化に伴う準備金収益の持続性への懸念を挙げた。その半面、市場はサークルの長期的な成長力や、同社が持つ流通網などの競争力を過小評価していると分析した。
提携関係や取引手数料、自社ブロックチェーン「アーク(Arc)」から生まれる新たな収益も、現在の企業価値には十分織り込まれていないとみる。とりわけバーンスタインは、アークで発生するガス代やステーキングなどによる潜在的な売上高が、市場の業績予想に含まれていないと指摘した。
gilson@bloomingbit.ioこんにちは、bloomingbit記者です。