短胴のアライグマが人気、関連ミームコインが1日で52倍
期間別予測トレンドレポート



米シアトルのアライグマがネット上で人気を集め、これを題材にした暗号資産(仮想通貨)が1日で数十倍に急騰した。
7月17日、コインゲッコーによると、ソラナ基盤のミームコイン「ジモシー・ザ・ラクーン(JIMOTHY)」は取引時間中に時価総額2200万ドルを突破し、過去最高値を更新した。
同日のジモシーは1トークンあたり0.02ドル前後で取引された。時価総額は約2100万ドル、24時間の売買代金は約2700万ドルだった。一部のオンチェーン価格集計では、取引時間中の価格が前日に比べ最大52倍まで跳ね上がった。
急騰の背景には、実在するアライグマ「ジモシー」の人気がある。ジモシーは米シアトルのバラード地区で見つかったアライグマで、先天的な脊椎奇形とみられる短い胴体と独特の見た目がソーシャルメディアで話題となった。地元の公共放送KUOWによると、関連動画の再生回数はソーシャルメディアで1000万回を超えた。
地元メディアや大手ソーシャルメディアのアカウントが関連動画を相次いで共有し、ファンアートやパロディーも広がった。ジモシーは短期間でインターネット・ミームとして広まった。ジモシートークンは、こうした関心が広がっていた7月16日に、ソラナ基盤のミームコイン発行プラットフォーム「ポンプドットファン(Pump.fun)」で公開された。元のミーム人気が暗号資産への買いに波及したとみられる。
流通するジモシートークンは約10億枚だ。主にポンプスワップ、メテオラ、レイディウムなどソラナ基盤の分散型取引所で売買されている。1日の売買代金が時価総額を上回るほど取引が活発化し、価格変動も大きくなった。
もっとも、実在するアライグマや元動画の投稿者と、トークン発行主体の間に公式な関係があるかどうかは確認されていない。