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SKハイニックス、ナスダック上場へ 崔泰源会長がオープニングベル、外国企業で史上2位規模も

出典
Korea Economic Daily

期間別予測トレンドレポート

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写真:SKグループの崔泰源会長のSNS
写真:SKグループの崔泰源会長のSNS

SKグループの崔泰源会長が、SKハイニックスの米国預託証券(ADR)のナスダック上場に合わせたオープニングベル行事に自ら出席する。上場記念式典で世界の投資家と対話するほか、主要顧客と会い、人工知能(AI)メモリー分野の協力拡大策も協議するとみられる。業界では、今回のナスダック上場がSKハイニックスを「汎用メモリーメーカー」から世界のAIインフラを支える中核企業へと再評価する節目になるとみている。

投資業界によると、崔氏は7月10日午前(現地時間)、米ニューヨークで開かれるSKハイニックスADRのナスダック上場記念式典に出席する。郭魯正SKハイニックス代表理事社長ら主要経営陣も同席する。

今回の行事は、SKハイニックスのナスダック上場を記念する場だ。崔氏ら経営陣はこの場で、世界の投資家に向けてSKハイニックスの競争力や中長期の成長戦略を自ら説明する見通しだ。

SKハイニックスのADRは43兆ウォン(約4兆6440億円)規模となる。新株発行数は発行済み株式総数の約2.5%に当たる最大1779万株だ。ブルームバーグ通信は7月9日、関係者の話として、需要予測には公募株数の7倍を超える申し込みが集まったと報じた。関係者によると、公募には世界の長期投資ファンドやテクノロジー特化型ファンド、政府系ファンド、アジア専門のグローバル投資家などの需要が集まった。

公募価格は7月9日に決まる。仮に7月8日の終値である1株207万6000ウォン(約22万4208円)を基準に価格が決まれば、調達額は245億ドルとなる。実現すれば、アリババの250億ドルに次ぐ、外国企業による米国上場として史上2位の規模になる見通しだ。

ADRは7月10日にナスダックで暫定売買を始め、7月13日に通常取引へ移行する。調達資金は、竜仁半導体クラスターの第1期ファブと清州P&T7先端パッケージング工場の建設、極端紫外線(EUV)スキャナーを含む機械設備の取得に充てる方針だ。

崔氏が今回の行事に自ら出席するのは、SKハイニックスのAIメモリー分野での競争力と成長性を世界の投資家に積極的に訴えるためと受け止められている。ADR上場は、AIインフラ拡大の中核企業としてのSKハイニックスの企業価値を世界の資本市場で適切に評価してもらう狙いで進められた。

崔氏は今年初めに出版した、SKハイニックスの広帯域メモリー(HBM)の成功物語を盛り込んだ著書『スーパー・モメンタム』で、「市場は依然としてSKハイニックスを『コモディティー(汎用)』メーカーとして見ており、より高い価値を認めていない」と指摘した。そのうえで「ハイニックスは今の10倍大きくならなければならない」と強調した。SKハイニックスを単なるメモリー供給企業ではなく、顧客ごとの需要に対応するAIメモリーソリューション企業へ育て、企業価値を一段引き上げる意思を示した発言と読める。

投資業界では、崔氏が訪米中にエヌビディア(NVIDIA)やテスラ(Tesla)など米巨大テック企業の経営陣と相次いで会う可能性も指摘されている。崔氏は2月、米シリコンバレーでエヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)と会い、HBMに加えて次世代サーバー向けメモリーモジュール「SOCAMM」、NANDフラッシュなどのメモリー半導体、AIデータセンター構築を含む中長期の協力策を協議した。6月に韓国を訪れたフアンCEOとも再会し、協力関係を改めて確認した。

KB証券のキム・ドンウォン調査本部長は「ADR上場を機に世界の投資家のアクセスが広がり、今後は米ADRと韓国本株のバリュエーションが同時に見直されることが期待される」と分析した。

さらに「SKハイニックスのADR上場は、1997年10月に米国でADRを上場したTSMCの事例と比べても示唆が大きい」と説明した。「世界の投資家層の拡大を背景に、ADRは本株に対してプレミアムを形成した。この過程で、本株とADRの価格差を活用した転換需要や裁定取引需要が継続的に発生した」という。

カン・ギョンジュ 韓経ドットコム記者 qurasoha@hankyung.com

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