スペースX失速で韓国の宇宙ETFが軒並み安
期間別予測トレンドレポート



米宇宙企業スペースXの上場後、同社株を組み入れた韓国上場の上場投資信託(ETF)が軒並み下落している。上場直後に急騰したスペースX株が急落に転じ、ETFの運用成績を押し下げた。
ETFチェックによると、7月2日時点でスペースXを組み入れている韓国の米国宇宙航空ETFは、直近1カ月の騰落率がそろってマイナスとなった。

韓国投資信託運用の「ACE米国宇宙テックアクティブ」は直近1カ月で19.30%下落した。同社は新規株式公開(IPO)の公募株配分を1株も受けられなかったが、上場日に市場で買い付け、スペースXの組み入れ比率をポートフォリオで最大の31.87%まで高めた。
このほか、スペースXを20〜30%ほど組み入れるサムスン資産運用の「KODEX米国宇宙航空」は1カ月で17.82%下落した。未来アセット資産運用の「TIGER米国宇宙テック」は32.35%下げた。新韓資産運用の「SOL米国宇宙航空TOP10」も20.74%のマイナスと振るわなかった。
韓国の米国宇宙航空ETFがそろって下落したのは、スペースX株の変動性が高まったためだ。7月1日のニューヨーク株式市場で、スペースX株は前営業日比7.80%安の157.54ドルで終えた。スペースXは6月12日に公募価格を1株135ドルに決め、ナスダック市場で150ドルで取引を開始した。その後、株価は取引時間中に225.64ドルまで上昇したが、数日で147.11ドルまで下げる場面もあるなど、値動きの荒い展開が続いた。とりわけ6月22日に債務返済に向けて200億ドル規模の社債発行を開示したことが、株価下落の引き金になった。
もっとも、専門家は足元の水準からスペースX株が反発する余地は大きいとみる。ウェドブッシュのダニエル・アイブス氏は投資判断「買い」を維持した。スペースXについて、ロケット打ち上げと衛星インターネット「スターリンク」、コンピューティングインフラを組み合わせた強力な垂直統合企業だと評価し、12カ月目標株価を190ドルと示した。
ペ・ソンス記者 baebae@hankyung.com
Korea Economic Daily
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