イラン、指定航路外の船舶を攻撃 ホルムズ海峡で統制誇示
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概要
- イラン革命防衛隊が、ホルムズ海峡を通過していたシンガポール船籍のコンテナ船「エバーラブリー」を攻撃したと伝えた。
- イランは未承認の航路利用に警告を発し、少なくとも3隻の船舶を引き返させてオマーン海域への迂回を阻止したと明らかにした。
- WSJは、イランが海峡関連サービスの利用料を課して年400億ドルの収入を得られると見積もっており、周辺国や米国との共同収益構想にも前向きだと伝えた。
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オマーン海域を迂回していた船舶を攻撃

イランは6月25日、ホルムズ海峡を通過する船舶を攻撃した。イラン側が指定した航路を使わなかったためだ。オマーン領海を通って海峡を抜け、イランの統制を避ける動きを取り締まる狙いがある。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、イラン革命防衛隊(IRGC)は同日、オマーン領海でシンガポール船籍のコンテナ船「エバーラブリー」を攻撃した。米政府高官はWSJに、攻撃用ドローンが操舵室のある船橋を攻撃したと説明した。

今回の攻撃は、イラン海軍が数時間前に「承認を受けていない海峡航路を使うな」と警告した後に起きた。IRGCは同日、大型タンカーを含む少なくとも3隻が海峡を通過しようとしたものの、イランの警告を受けて引き返したとも明らかにした。これらの船舶もオマーン沿岸に沿って海峡を通ろうとしていたという。
これに先立ち、オマーンは国際海事機関(IMO)と協力し、オマーン沿岸に沿った安全で通行料のかからない臨時のタンカー航路を提供すると発表していた。イランが指定した経路はイラン領海を通るよう設定されている。海峡を航行する船舶にイラン指定の航路を使わせ、停戦期間後の通行料徴収をしやすくする狙いがある。
WSJは、イランが海峡の安全保障や安全運航、環境関連サービスの利用料を課すことで、この地域で年400億ドルの収入を得られると見積もっていると報じた。構想ではイラン単独ではなく、周辺国が収益を分け合う。米国の参加にもイランは前向きだとWSJは伝えた。
ワシントン=イ・サンウン特派員 selee@hankyung.com
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