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製造業の改善期待に陰り 半導体は堅調、化学・鉄鋼は悪化

出典
Korea Economic Daily

概要

  • 韓国産業研究院は、7月の製造業見通し指数が103に低下し、前月に比べた景況改善への期待が後退したと明らかにした。
  • 専門家は、半導体景況がビッグテックの投資継続と人工知能(AI)半導体需要の増加を受け、さらに改善するとみている。
  • 一方、化学鉄鋼携帯電話は、それぞれ見通し指数の急落やコスト負担の拡大を背景に、厳しい流れが続いた。

期間別予測トレンドレポート

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写真:humphery/Shutterstock
写真:humphery/Shutterstock

産業界の専門家がみる製造業の景況改善への期待がやや後退した。半導体は引き続き好調が続くとの見方が優勢だった一方、化学と鉄鋼は厳しい見通しが続いた。

韓国産業研究院は6月21日、「産業景気専門家サーベイ調査」の結果として、7月の製造業見通し指数が前月の107から4ポイント低い103になったと発表した。前月比で指数が低下に転じたのは3カ月ぶり。6月の製造業現況指数は99と、前月の107から8ポイント下がった。指数が基準値の100を下回ると、前月に比べて景況が悪化したことを示す。

業種別では、半導体の景況は7月も改善が続くとの見方が強かった。7月の半導体見通し指数は161と、前月の156から7ポイント上昇した。ビッグテック企業の投資が続き、人工知能(AI)半導体の需要も増えているため、半導体市況は一段と改善すると専門家は予測した。

一方、化学と鉄鋼の景況には弱気の見方が続いた。7月の化学見通し指数は72と、前月の100から28ポイント下落した。専門家は化学業況の悪化要因として「逆ラギング」効果を挙げた。中東戦争が終われば国際原油価格が下がり、製油会社が高値で仕入れた原油の価値が低下して評価損が発生する可能性が高いという。

鉄鋼の見通し指数は6月の122から7月は78へと44ポイント急落した。専門家は、貿易障壁の効果がなお価格に反映されていない点をマイナス材料に挙げた。原油高に伴う物流費の増加に加え、今後の地政学的な不確実性の解消に伴う需要変動の影響も、鉄鋼の見通し指数を押し下げた。

7月の携帯電話見通し指数も81にとどまった。前月の80から1ポイント上がったものの、基準値の100をなお下回った。6月の携帯電話現況指数は81で、前月の93から12ポイント低下した。半導体価格と為替の上昇に伴うコスト負担の拡大が、携帯電話の足元と先行きの重荷となった。

パク・ジョングァン記者 pjk@hankyung.com

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