スタンダードチャータード「暗号資産の冬は終了、BTCは底入れ済み」
概要
- スタンダードチャータードは、ビットコイン(BTC)が最近の急落にもかかわらず、暗号資産市場の底はすでに通過したと診断した。
- ジェフ・ケンドリック氏は、今回の調整について昨年10月の最高値から約53%%下落した今サイクルで最も厳しい調整局面だったと評価し、クリプト・ウィンターは終わったと述べた。
- 今後は米国・イランの和平合意の可能性とスペースX IPOが暗号資産市場の投資家心理を改善する触媒になり得るとみる一方、BTC現物ETFの資金流出と機関需要の鈍化を踏まえた慎重論も出ている。
期間別予測トレンドレポート


スタンダードチャータード(Standard Chartered)は、足元のビットコイン(BTC)急落にもかかわらず、暗号資産市場はすでに底を通過したとの見方を示した。
暗号資産専門メディアのディクリプトが6月12日に伝えた。同行のデジタル資産リサーチ責任者、ジェフ・ケンドリック氏は「BTCは最近5万9000ドル近辺まで下落したが、暗号資産市場の最安値はすでに過ぎた」と指摘し、「クリプト・ウィンターは終わった」と述べた。
今回の下落については、2025年10月に付けた最高値の12万6000ドルから約53%下げた水準で、今サイクルで最も厳しい調整局面だったと分析した。
今後の相場反発を促す材料として、米国とイランの和平合意の可能性を挙げた。
スペースXの新規株式公開(IPO)も、この数カ月低迷していた暗号資産市場の投資家心理を改善する触媒になり得るとの見通しも示した。
足元の市場では、米国とイランの協議進展の可能性や、世界的なリスク資産選好の回復が焦点となっている。
もっとも、BTC現物ETFからの資金流出や機関投資家需要の鈍化が続いており、追加の確認が必要だとみる向きもある。


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