JPモルガン、ビットコインと金のインフレヘッジ需要が弱まる
期間別予測トレンドレポート


JPモルガンは、ビットコイン(BTC)と金に対するインフレヘッジ需要が全般に弱まっていると分析した。
6月11日に暗号資産専門メディアのザ・ブロックが伝えたところによると、JPモルガンは金ETFで資金流出が起きているほか、BTC現物ETFも直近4週間連続で純流出を記録していると指摘した。
先物市場でも、機関投資家によるBTCと金の関連ポジションの縮小が続いているという。
JPモルガンは、地政学的な不確実性やインフレ懸念、政府債務の増加、ドル価値の下落可能性を背景に流入していたBTCと金への買いが、足元で鈍化していると評価した。
特に、インフレヘッジ資産としての投資需要が以前より弱まり、両資産とも資金流入の勢いが落ちていると説明した。
ただ、JPモルガンは暗号資産市場の中長期見通しを全面的に悲観しているわけではない。
同行は、下半期の暗号資産市場の反発に向けて、デジタル資産保有企業の配当原資を巡る不確実性の解消に加え、米国のデジタル資産規制法案であるCLARITY法案の可決が重要な触媒になり得ると分析した。
市場では、BTC現物ETFからの資金流出と機関需要の鈍化が続くなか、規制環境の変化と機関投資家の資金フローが今後の相場の方向性を左右する主要変数として注目されている。


reporter1@bloomingbit.ioこんにちは、bloomingbit記者です。

