シュミッド・カンザスシティ連銀総裁「インフレはなお高すぎる」 FRBは対応継続
概要
- ジェフ・シュミッド米カンザスシティ連邦準備銀行総裁は、米国のインフレがなお高すぎるとの認識を示した。
- 市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ時期がさらに後ずれする可能性が意識されている。
- FRB高官のインフレ警戒発言が相次ぎ、今後の金融政策が想定より長く引き締め的な姿勢を維持する可能性に注目が集まっている。
期間別予測トレンドレポート


ジェフ・シュミッド(Jeff Schmid)米カンザスシティ連邦準備銀行総裁は、米国のインフレ率について、なお高すぎる水準にあるとの認識を示した。市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期が一段と後ずれする可能性が意識されている。
ウォルター・ブルームバーグが6月4日に伝えた。シュミッド総裁は「インフレはなお高すぎる」と述べたうえで、「この5年間続いてきた闘いだが、FRBは依然としてその解決に向けて取り組んでいる」と語った。
足元では物価上昇率がピークを越えて鈍化している。ただ、シュミッド総裁は、FRBの目標である2%を安定的に達成したとみるのはなお早いと指摘した。
今回の発言は、国際通貨基金(IMF)が最近、関税引き上げとエネルギー価格の上昇をインフレの上振れリスク要因に挙げるなかで出た。
FRB内では最近、中東紛争に伴うエネルギー価格の上昇に加え、関税政策の影響が物価安定への道筋を複雑にする可能性があるとの懸念が強まっている。
FRB高官が相次いでインフレへの警戒感を示しているため、市場関係者は今後の金融政策が想定より長く引き締め的な姿勢を保つ公算に注目している。


reporter1@bloomingbit.ioこんにちは、bloomingbit記者です。

