ビットワイズ、BTCの理論価値は22万4000ドル 国債デフォルトのヘッジ定着で
概要
- ビットワイズの欧州部門は、ビットコイン(BTC)が国債のデフォルトリスクに対するヘッジ手段として定着した場合、理論上の適正価値が22万4000ドルに達しうるとした。
- ビットワイズは、BTCには中央発行体や国家の支払い保証がないため、主要国のデフォルトリスクに対するヘッジ資産と位置づけられると説明した。
- ビットワイズは、22万4000ドルはG20各国の加重平均デフォルト確率と国債市場の規模をもとに算出した例示的な結果で、価格目標や相場見通しを示すものではないと付け加えた。
期間別予測トレンドレポート


ビットコイン(BTC)が国債のデフォルト(債務不履行)リスクに対するヘッジ手段として定着した場合、理論上の適正価値は22万4000ドルに達しうるとの分析が出た。市場では、ビットコインの役割をデジタルゴールドにとどまらず、国家の信用リスクに備える資産として捉える見方が広がっている。
コインデスクが6月3日に報じた。ビットワイズ(Bitwise)の欧州部門は月次リサーチリポートで、BTCの理論上の適正価値を約22万4000ドルと試算した。
今回の分析は、投資家グレッグ・フォス(Greg Foss)が示したモデルに基づく。このモデルは、BTCを各国国債に対するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)に近い性格を持つ資産とみなす。
ビットワイズは、BTCには中央発行体も国家の支払い保証もないため、主要国のデフォルトリスクに対するヘッジ資産と位置づけられると説明した。
あわせて、22万4000ドルという数値は、G20各国の加重平均デフォルト確率と、保険対象と仮定した国債市場の規模をもとに算出した例示的な結果だと指摘した。価格目標や相場見通しを意味するものではないとも付け加えた。
足元では、米国の財政赤字拡大や国債発行の増加、国家債務の膨張を背景に、BTCを代替的な価値保存手段やソブリンリスクのヘッジ資産と評価する見方が広がっている。


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