中国AI新興ディープシーク、テンセントやCATLから500億元調達へ
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概要
- ディープシークがテンセント、CATLなどから500億元規模の資金調達を目指していると報じられた。
- 投資が実現した場合、ディープシークの企業価値は3500億〜4000億元に達する見通しだと伝えた。
- 中国共産党はAIを景気てこ入れと技術安全保障の中核手段に位置づけ、国家レベルでAI事業を強力に支援しているとした。
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中国の人工知能(AI)スタートアップ、ディープシークが、中国ネット大手テンセント(Tencent)や電池大手のCATLなどから総額500億元規模の資金調達を目指している。ロイター通信や財聯社が6月3日に報じた。
ロイター通信は匿名の関係者の話として、創業者の梁文鋒氏が私財200億元、テンセントが100億元、CATLが50億元をそれぞれ投じる案を協議していると伝えた。実現すれば、テンセントとCATLはディープシークにとって最大の外部投資家となる。企業価値は3500億〜4000億元に達する見通しだ。
中国政府が設けたAI産業投資基金のほか、ゲーム大手のネットイース(NetEase)、電子商取引大手の京東集団(JD.com)も出資参加を検討しているという。
ディープシークとテンセント、CATLはいずれもこの件へのコメントを拒否した。
ディープシークは2025年1月、コストパフォーマンスの高いAIモデル「R1」で世界の注目を集めた。2026年4月には、華為技術(ファーウェイ、Huawei)の昇騰(Ascend)チップに最適化した新たなAIモデル「V4」を公開した。
ディープシークへの投資を検討する企業の顔ぶれは、AIモデルに加え、エネルギーやインフラまで幅広い。中国が国家レベルでAI事業を強力に後押ししていることを映し出している。中国共産党は2026年4月末の中央政治局会議で、AIを景気てこ入れと技術安全保障の中核手段に位置づけた。
イ・ミア記者 mia@hankyung.com

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