国際原油、下げ幅を埋め反発 WTIは1バレル92ドル台回復
概要
- 国際原油は取引時間中の下げ幅をすべて埋めて上昇に転じ、1バレル92ドル台で取引された。
- 米国とイランの交渉進展への期待から原油安圧力がかかっていたが、その後に相場は反転した。
- ホルムズ海峡の統制権主張と緊張拡大の可能性を受け、供給混乱への懸念が改めて強まり、国際原油の重要変数になり得るとの見方が出ている。
期間別予測トレンドレポート


国際原油価格は取引時間中の下げ幅をすべて埋め、上昇に転じた。市場は米国とイランの交渉や中東情勢の変化を見極めている。
6月2日、ウォルター・ブルームバーグによると、米国産標準油種のWTI先物は下落分を取り戻した後、1バレル92ドル台で取引された。
それまで相場は、米国とイランの交渉進展への期待を背景に下押し圧力を受けていた。ドナルド・トランプ米大統領は同日、「原油価格はまもなく岩のように落ちるだろう」と語った。
一方で、イラン革命防衛隊と政府高官はホルムズ海峡の統制権を重ねて主張した。バブ・エル・マンデブ海峡にまで緊張が広がる可能性も警告し、供給混乱への懸念が改めて強まった。
市場では、米国とイランの交渉の進み具合とホルムズ海峡を巡る対立が、国際原油相場を左右する重要材料になるとみている。


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