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ムーブメント、ステーブルコイン決済網に転換 6850億ドル送金市場狙う

出典

概要

  • ムーブメントは ステーブルコイン ベースの決済・送金インフラへ方針を転換し、越境決済、送金、ドル建て貯蓄商品に注力すると明らかにした。
  • ムーブメントは、米国、カナダ、EUの認可 決済システム へのアクセス権を確保し、新興国を狙った ステーブルコイン決済インフラ を構築して、約 6850億ドル送金市場 を開拓する方針だとした。
  • ムーブメントネットワーク財団は、転換の過程で投資家に割り当てていた一部 トークン を買い戻した。 ムーブ(MOVE) は最近、0.1435ドル 近辺で取引された。

期間別予測トレンドレポート

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写真:Shutterstock
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ムーブメント(Movement)が、レイヤー2ブロックチェーン中心の戦略から、ステーブルコインベースの決済・送金インフラへかじを切る。イーサリアム拡張ネットワーク間の競争が激しくなるなか、実需のある決済市場を新たな成長路線に据える。

6月2日、暗号資産専門メディアのコインデスクによると、ムーブメントの開発チームは越境決済、送金、ドル建て貯蓄商品に注力する方針を明らかにした。

ムーブメントは当初、Moveプログラミング言語ベースのブロックチェーンとイーサリアムを接続するプロジェクトとして設計された。ただ、足元ではレイヤー2ネットワークが急増しており、拡張性だけでは差別化しにくくなっている。

同社は、米国、カナダ、欧州連合(EU)で認可を受けた決済システムへのアクセス権を確保したとしている。これを基盤に、新興国市場を狙ったステーブルコイン決済インフラを構築する計画だ。

認可済みの決済パートナーとブロックチェーン決済網を併用し、低・中所得国向けの約6850億ドル規模の送金市場を開拓する。

今回の転換は、暗号資産業界全体の流れとも重なる。コインデスクは、多くのレイヤー2プロジェクトが利用者、流動性、開発者の関心を巡って競争するなか、決済や実体金融アプリケーションへと軸足を広げていると伝えた。

ポリゴンも同様の事例として挙がった。イーサリアム拡張プロジェクトの初期事例の一つだったポリゴンは、最近はフィンテック企業や決済事業者との協業を進め、ステーブルコイン決済インフラの比重を高めている。

ムーブメントネットワーク財団は、転換の過程で投資家に割り当てていたトークンの一部を買い戻したと明らかにした。買い戻し分は投資家割り当て分の約19%で、トークン総供給量ベースでは4.1%に当たる。ムーブ(MOVE)は最近、0.1435ドル近辺で取引された。

トラブ・トラビ最高経営責任者(CEO)は「世界では数十億人が金融アクセスから排除されている」と述べた。そのうえで「認可を受けた決済網とオンチェーン決済を組み合わせ、グローバル金融サービスを現代化するのが我々の目標だ」と強調した。とりわけ新興国市場を主な対象に据える考えを示した。

minriver@bloomingbit.ioこんにちは、bloomingbit記者です。
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