国際原油、イランの協議中断で上昇 WTIは5.5%高
概要
- イランの 終戦協議中断 を受け、国際原油価格が上昇したと伝えた。
- ブレント原油と WTI先物価格 はそれぞれ4.2%%、5.5%% 上昇 した。
- トランプ大統領による 交戦中断 の仲介が伝わり、原油価格は上げ幅を一部縮小した。
期間別予測トレンドレポート



イランがイスラエルによるレバノン攻撃に抗議し、米国との終戦協議を中断すると伝わったことを受け、6月1日の国際原油価格は上昇した。
この日、ICE先物取引所で8月渡しの北海ブレント先物の終値は1バレル=94.98ドルと、前日比4.2%上昇した。ニューヨーク商業取引所では同時点で、7月渡しの米国産WTI先物の終値が1バレル=92.16ドルとなり、5.5%上げた。
イランのタスニム通信はこの日、「レバノンでシオニスト政権(イスラエル)の犯罪が続いている」と報じた。そのうえで、レバノンが4月8日の停戦の前提条件の一つだったことを踏まえると、現在はレバノンを含むすべての戦線で停戦が破られていると主張した。これを受け、イラン交渉団は仲介者を通じた対話と文書のやり取りを中断するとした。
さらに同通信は、イスラエルとその擁護勢力を処罰するため、イランと「抵抗の枢軸」がホルムズ海峡を全面封鎖し、紅海の入り口にあるバブエルマンデブ海峡を含む新たな戦線を活性化させる方針だと警告した。
イスラエル軍は、ベンヤミン・ネタニヤフ首相が5月25日にヒズボラへの攻勢強化を指示したのを受け、従来の統制線である、いわゆる「イエローライン」を越えてレバノンへの攻撃を再開した。
イランの協議中断表明を受け、ブレント価格は一時1バレル=97.79ドルまで上昇した。
ただ、その後はドナルド・トランプ米大統領がイスラエルとヒズボラの交戦中断を明らかにし、原油価格は上げ幅を一部縮小した。
トランプ大統領はこの日、交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、自らがイスラエルとヒズボラの交戦中断を仲介したと明らかにした。
コ・ジョンサム 韓経ドットコム記者 jsk@hankyung.com

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