米・イランが政治的合意 最終妥結はなお先送り
概要
- 米国とイランは政治的理解に達したが、合意はまだ最終確定していないと明らかになった。
- 市場では、米国とイランの交渉進展が国際原油価格や金価格、ドル相場など世界の金融市場に影響を及ぼす可能性があるとみられている。
- ウラン濃縮と制裁解除の範囲を巡る主要な隔たりがなお残っており、交渉リスクは残っている。
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米国とイランが政治レベルの合意に達したことが分かった。市場では、両国の協議が最終妥結の段階に進むかどうかに関心が集まっている。
ウォルター・ブルームバーグは5月29日、イラン高官筋の話として、米国とイランが政治的理解に達したと報じた。ただ、合意はなお最終確定には至っていない。
両国は最近、停戦延長や核協議の再開、ホルムズ海峡の正常化を含む合意案を協議してきた。主要原則では共通認識を形成したもようだが、細部の条項調整と承認手続きが残っている。
これに先立ち、米国とイランの交渉団が60日間の停戦延長に関する了解覚書(MOU)の草案で一致したとの報道もあった。もっとも、ドナルド・トランプ米大統領の最終承認とイラン最高指導部の承認が得られるかどうかは確認されていない。
市場では、米・イラン交渉の進展が国際原油価格や金価格、ドル相場など世界の金融市場に影響を及ぼす可能性が意識されている。一方で、ウラン濃縮と制裁解除の範囲を巡る主要な隔たりはなお残っている。


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