ブラックロックのIBIT、5月27日に5.3億ドル純流出 設定来最大
概要
- ブラックロックのビットコイン現物ETF IBIT で5億2780万ドルの1日あたりの 純流出 が発生し、設定以来最大規模になったと伝えた。
- 同日の米国ビットコイン現物 ETF 全体では7億3340万ドルの 資金 が流出し、1月末以来4カ月ぶりの大きさの 純流出 を記録したと報じた。
- ビットコイン価格は前日比3.6%%下落して7万3000ドル台を割り込み、利益確定売りや 米国債利回り の上昇、デリバティブ清算 などを背景とするリスク回避姿勢の強まりが要因とされた。
期間別予測トレンドレポート



世界最大の資産運用会社ブラックロックのビットコイン現物上場投資信託(ETF)から、1日で5億3000万ドルの資金が流出した。
暗号資産メディアのザ・ブロックが5月28日に伝えたところによると、ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」は前日の5月27日、5億2780万ドルの純流出を記録した。2024年初めの設定以来、日次ベースで最大の純流出となった。
5月27日の米国のビットコイン現物ETF全体の資金流出額は、合計7億3340万ドルに達した。日次の純流出額としては、2026年1月末以来4カ月ぶりの大きさだった。
内訳をみると、IBITのほかグレースケールのGBTCからも1億480万ドルが純流出した。一方、資金流入を記録したビットコインETFは、モルガン・スタンレーのMSBT(430万ドル)だけだった。
ビットコイン価格はこの日、前日比で3.6%近く下落し、7万3000ドル台を割り込んだ。LVRGリサーチのニック・ラック取締役は、直近の高値後の利益確定売りに加え、米国債利回りの上昇や地政学的緊張に伴うマクロ経済の不透明感がリスク回避姿勢を強めたと分析した。
ゼウスリサーチのドミニク・ジョンアナリストは、今回のビットコイン安の主因として、伝統的な金融市場の株式への資金移動と大規模なデリバティブ清算を挙げた。ビットコインとイーサリアム(ETH)の主要な価格帯が崩れたことで清算圧力が強まり、相場の一段安を招いたと指摘した。

gilson@bloomingbit.ioこんにちは、bloomingbit記者です。

