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米小売り決算で景気見極め、上海株は一服継続か NY・上海市場週間展望

出典
Korea Economic Daily

概要

  • エヌビディアは決算発表を控えるなか、株価は2カ月連続で上昇し、時価総額は5兆7000億ドルに迫った。
  • 投資家はターゲットとウォルマートの決算発表を通じ、K字型経済のもとにある米国の実体経済を見極めるとみられる。
  • UBSなど世界の投資銀行による中国企業の利益成長率見通しの引き上げと実体景気の回復を背景に、上海総合指数の下値は堅いと評価されている。

期間別予測トレンドレポート

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ウォルマートやターゲットが決算発表へ

米K字型経済の実勢映す材料に

上海株は米・イラン停戦交渉に左右される公算

写真:Shutterstock
写真:Shutterstock

今週(5月18〜22日)のニューヨーク株式市場では、エヌビディアをはじめとする小売り・流通企業の決算発表や、米国とイランの停戦交渉の行方に市場の関心が集まりそうだ。

エヌビディアの株価は2カ月連続で急ピッチに上昇し、時価総額は再び5兆ドルを大きく上回った。前週に付けた過去最高値ベースでは、時価総額は5兆7000億ドルに迫る。決算発表は5月20日だ。

投資家は、5月20日のターゲットと5月21日のウォルマートの決算を通じて、実体経済の現状を見極めるとみられる。米国では高所得層と低所得層の二極化が進むK字型経済が深刻な社会問題として浮上しており、こうした大手小売り企業の業績から景気の実勢を映し出せそうだ。

ケビン・ウォーシュ新米連邦準備理事会(FRB)議長の任命案が米上院を通過したなか、FRB高官の発言も予定されている。5月19日にはクリストファー・ウォラー理事、5月20日にはアナ・ポールソン・フィラデルフィア連銀総裁とマイケル・バー理事が講演する。原油高でインフレの上振れ圧力が強まるなか、各氏の物価認識は次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)の判断を探る手掛かりになりそうだ。

このところ堅調だった上海総合指数は、短期急騰を受けた利益確定売りが出て、一服局面に入った。ただ、UBSなど世界の投資銀行は今年の中国企業の利益成長率見通しを引き上げており、実体景気の回復も鮮明になっている。指数の下値は堅いとの評価が出ている。

とりわけ5月18日に公表される住宅価格指数、鉱工業生産、小売売上高などの主要経済指標が、改善してきた対中投資心理をさらに押し上げるかが焦点となる。あわせて、両国の仲介で中東の停戦交渉が進み、ホルムズ海峡封鎖リスクが和らげば、コスト負担の軽い製造業やエネルギー関連企業が中長期の上昇相場を主導すると期待される。

ニューヨーク=パク・シニョン特派員 nyusos@hankyung.com

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