JPモルガン、イーサリアムとアルトコインの出遅れ継続も ビットコイン優位強まる
概要
- JPモルガンは、イーサリアム(ETH)とアルトコイン市場の相対的な弱さが当面続く可能性があると予想した。
- リポートは、BTCが現物ETFや機関投資家向け先物ポジションなどでETHより強い回復力を示してきた一方、アルトコインは低い流動性とマーケットデプスのため投資家心理の回復に苦戦していると分析した。
- 市場では今後、ETHアップグレードの効果と分散型金融(DeFi)・実物資産(RWA)市場の成長が、アルトコイン相場の主な変数になるとみられている。
米金融大手JPモルガンは、イーサリアム(ETH)を含むアルトコイン市場の相対的な弱さが当面続く可能性があるとの見方を示した。市場構造はビットコイン(BTC)中心へと傾斜を強めている。
5月14日に暗号資産専門メディアのザ・ブロックが伝えた。JPモルガンは最近のリポートで、2023年から続くBTCに対するアルトコインの劣勢について、分散型金融(DeFi)と実物資産(RWA)の分野で意味のある改善が見られない限り、流れは変わりにくいと分析した。
JPモルガンは、現物上場投資信託(ETF)や機関投資家向け先物ポジションなど複数の分野で、BTCがETHより強い回復力を示してきたと説明した。
一方、ETHはアップグレードを控えるものの、過去3年間にわたりネットワークの活性化を高めることに失敗したと評価した。特に、既存のトークン焼却メカニズムを弱める結果につながったと指摘した。
アルトコイン市場全体についても、流動性環境の悪化と低いマーケットデプス(市場流動性)が重荷となり、投資家心理の回復が進みにくいと分析した。
足元では機関投資家資金がBTC中心に流入し、アルトコイン市場の相対的な弱さが続いている。市場では今後、ETHのアップグレード効果やDeFi・RWA市場の成長が、アルトコイン相場を左右する主な変数になるとみられている。


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