顔が大きくむくんだプーチン氏、健康不安説が再燃 戦勝記念パレードも縮小
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ロシアのプーチン大統領が、同国最大の国家記念行事である戦勝記念日の軍事パレードに顔のむくみが目立つ姿で現れ、健康不安説が再燃している。
米ニューヨーク・ポストは5月11日、プーチン氏が5月9日にモスクワの赤の広場で開かれた第2次世界大戦の戦勝81周年の軍事パレードに出席した際、顔の腫れぼったさややつれて見える様子が話題になっていると報じた。
戦勝記念日は、第2次世界大戦で旧ソ連がナチス・ドイツに勝利したことを記念するロシア最大規模の国家行事だ。プーチン氏は記念演説で軍の士気高揚を図った。ウクライナ侵攻には直接触れなかったが、「特別軍事作戦を遂行中の兵士らは、北大西洋条約機構(NATO)全体の支援を受ける勢力と戦っている」と述べ、軍への支持を前面に出した。
式典後、インターネット上ではプーチン氏の外見の変化を巡る反応が広がった。親ウクライナ寄りの一部のSNSアカウントは、顔つきが普段と違って見えるとして健康状態の異変の可能性に言及した。ある利用者は「何が起きたのか」との趣旨の投稿をし、別の利用者はしかめ面を見せた場面の動画の切り抜きを共有して「最後のパレード」になる可能性に触れた。
プーチン氏の健康不安説は、これまでもたびたび取り沙汰されてきた。2022年にはロシアの独立系メディアを中心に、甲状腺に関連する疾患で診療を受けたとの疑惑が報じられた。その後も公開の場での歩き方や表情、手の動きなどを巡り、さまざまな臆測が広がった。ロシア政府は一貫して健康不安説を否定してきた。プーチン氏は今年73歳で、長期政権を続けている。
一方、今年の戦勝記念日の軍事パレードは例年より大幅に縮小された。ロイター通信は、ロシアがウクライナの攻撃の脅威にさらされるなか、ここ数年で最も規模を絞った戦勝記念パレードを開いたと伝えた。英ガーディアンも、戦勝記念日はこれまで大型の軍事装備や核ミサイルを誇示する場だったが、今年は戦車が赤の広場を通過しなかったと報じた。
ガーディアンは、今回のパレードが約45分間だった点についても、例年より大幅に短かったと指摘した。
パレード中はロシア当局の警備も強化された。ニューヨーク・ポストは、モスクワでインターネットサービスに支障が出たほか、オンライン上ではプーチン氏が防弾仕様の車両を利用したとの主張も上がったと伝えた。
プーチン氏は今回の演説で、ウクライナとの戦争を「特別軍事作戦」と呼び、「ロシアは勝利する」と強調した。ロシアは2022年2月にウクライナ侵攻を始めて以降、4年超にわたって戦闘を続けている。
今回の戦勝記念行事は、ウクライナとの3日間の停戦期間である5月9日〜5月11日に重なって実施された。ただ、前線では停戦期間中もドローン攻撃など双方の武力衝突が続いたと外信が報じた。ウクライナのゼレンスキー大統領は「ロシアは戦争を終わらせる意思がない」と批判した。
パク・スビン 韓経ドットコム記者 waterbean@hankyung.com

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