BIS「CBDCでも現金並みの個人情報保護は可能」 実用化はなお先
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概要
- BISは、CBDCが現金と同様の水準の個人情報保護を実現できると明らかにした。
- ただ、関連する技術はまだ商用化の準備が整っていないと伝えた。
- BISはデジタル現金の個人情報保護の可能性を認める一方、銀行の情報流出リスクなどの課題が残ると説明した。
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国際決済銀行(BIS)は、中央銀行デジタル通貨(CBDC)でも現金に準じる水準の個人情報保護が可能だとの見方を示した。ただ、実際に商用化するにはセキュリティー面の課題解決が必要だとした。
コインテレグラフが10月13日に伝えたところによると、BISは同日公表した「プロジェクト・アウラム(Project Aurum)第2段階」の報告書で、「CBDCは現金と同様の水準の個人情報保護を実現できる」と説明した。一方で、「関連技術はまだ商用化の準備が整っていない」と付け加えた。
今回の研究は、CBDCに個人情報保護技術を適用する方法を検証するため実施した。BISは既存のアウラム・システムを基盤に、利用者の匿名性を守りながら、取引に必要な情報は確認できるデジタル現金の試作品を構築した。
研究の結果、特定の銀行のシステムが侵害された場合、その銀行の顧客の個人情報が流出する可能性があることが分かった。ただ、取引相手が利用する別の銀行の顧客の身元まで明らかになることはないことも確認した。取引検証システムだけが侵害された場合でも、最終利用者の身元を特定するのは難しいという。
BISは、今回の結果についてデジタル現金の個人情報保護の可能性を示すものだと説明した。そのうえで、銀行の情報流出リスクなど解決すべき課題は残っていると指摘した。
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