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ビットコイン反発、米国債利回り安定とETF資金流入再開が条件

出典
Bloomingbit Newsroom

概要

  • ウィンターミュートは、ビットコインが上昇基調を取り戻すには、米国の国債利回りの安定と現物ETFへの資金流入が必要だと分析した。
  • 前週は、米国のビットコイン現物ETFから約6億7900万ドル(約1076億円)の純流出が生じ、イーサリアム現物ETFからも約5億4200万ドル(約859億円)が流出した。
  • ウィンターミュートは、長期国債利回りの安定と現物ETF資金の純流入転換が実現するまでは、ビットコインは株式市場より変動性の高いリスク資産としての性格を保つと予想した。

期間別予測トレンドレポート

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写真:ウィンターミュートのX投稿
写真:ウィンターミュートのX投稿

ビットコイン(BTC)が上昇基調を取り戻すには、米国債利回りの安定と現物上場投資信託(ETF)への資金流入が必要だとの分析が出た。

デジタル資産のマーケットメーク業者ウィンターミュートは10月13日、X(旧ツイッター)への投稿で「暗号資産市場は資金流入に支えられた上昇の勢いを失っている一方、米株式市場は企業業績が相場を支えている」と指摘した。そのうえで「国債利回りが安定し、ETFへの資金流入が再開して初めて、暗号資産市場を前向きに評価できる」と分析した。

ウィンターミュートは、米連邦準備理事会(FRB)の引き締め姿勢が暗号資産市場の重荷になっているとみている。前週公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、年内の追加利上げを見込む参加者が多かった。これを受けて米10年物国債利回りは5.24%まで上昇したという。

前週は、S&P500種株価指数が過去最高値を更新し、1.2%上昇した。一方、ビットコインとイーサリアム(ETH)はそれぞれ3.2%、7.0%下落した。

ウィンターミュートは、米株式市場は企業の利益成長を背景に高い国債利回りに耐えているが、暗号資産にはそれを支える企業利益がないと説明した。高金利環境では、新規資金が継続的に流入しなければ価格上昇を維持できないとも述べた。

実際、前週の米ビットコイン現物ETFからは約6億7900万ドル(約1076億円)が純流出した。6月末以降で最大の週間純流出となった。イーサリアム現物ETFからも約5億4200万ドル(約859億円)が流出した。

ウィンターミュートは、暗号資産市場が上昇基調を回復するには、長期国債利回りの安定と現物ETFへの資金が純流入に転じることの2条件が必要だとした。こうした条件が整うまでは、ビットコインは株式市場より変動性の高いリスク資産としての性格を保つとの見方を示した。

さらに、米30年物国債利回りが9月30日に付けた5.64%を上回るか、ビットコインが8万2500ドル(約1308万円)近辺で反発に繰り返し失敗するようなら、市場をより慎重にみる必要があると付け加えた。

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