概要
- ビットコインの先物市場の買い圧力と建玉残高(OI)が、8月以降で最高水準まで増加した。
- オンチェーン分析のアクセル・アドラー・ジュニアは、8万5000ドル超を維持すれば、直近の上昇分を守っているシグナルになり得ると分析した。
- 同氏は、8万3000ドル超で積み上がったロングポジションは、その価格を下回ると損失拡大や清算を通じて下落基調を強める可能性があると見通しを示した。
期間別予測トレンドレポート



ビットコイン(BTC)先物市場の買い圧力が、この約1カ月半で最高水準に急上昇した。建玉残高(OI)も急速に増えており、市場参加者が再びポジション構築を進めていることがうかがえる。
オンチェーン分析のアクセル・アドラー・ジュニア(Axel Adler Jr.)によると、ビットコインのポジショニング・プレッシャー(Positioning Pressure)指標は10月2日に4.9まで上昇した。直近90日でこれを上回ったのは、8月19日の5.1だけだった。
建玉残高も急ピッチで増えている。ビットコインのOIは過去24時間で30万1900から31万800へ約3%増えた。同じ期間にビットコイン価格は8万3400ドル(約1320万円)から8万5300ドルへ上昇した。9月30日と比べると、OIは1万5000超増えた。
もっとも、OIの増加が必ず追加の価格上昇につながるわけではない。アドラー・ジュニアは、9月21日にもOIが34万7300まで増えたが、その後9日間で5万2000減少したと指摘した。
今後の重要な価格帯としては、8万5000ドルと8万3000ドルを挙げた。アドラー・ジュニアは、買い圧力が弱まる局面でもビットコインが8万5000ドル(約1340万円)を上回って維持すれば、直近の上昇分を保っているサインになり得ると分析した。
一方、8万3000ドル(約1310万円)超で新たに積み上がったロングポジションは、価格がその水準を下回れば損失が膨らむ可能性があるとみている。こうしたポジションが清算されれば、下落ペースが一段と加速する可能性がある。
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