OneKey、旧版Ledgerのイーサリアムアプリで取引差し替え攻撃を再現
Bloomingbit Newsroom
概要
- OneKeyのセキュリティチームは、旧版のLedger イーサリアム(ETH)アプリで取引差し替え攻撃(Transaction Replacement Attack)の脆弱性を再現したと伝えた。
- この脆弱性では、利用者がハードウエアウオレットの画面で確認した取引と実際に署名する取引が異なり、攻撃者のアドレスに資産を送るリスクがあったという。
- Ledgerはイーサリアムアプリ1.22.2とSecure SDK 26.6.1の配布でこの脆弱性を修正し、利用者のハッキング被害は確認されていないと説明した。
期間別予測トレンドレポート



ハードウエアウオレットを手がけるOneKeyは、旧版のLedgerのイーサリアム(ETH)アプリで、利用者が署名しようとした取引を攻撃者が別の取引に差し替えられる脆弱性を再現した。もっとも、この脆弱性はすでに修正されたという。
8月28日にコインテレグラフが伝えたところによると、OneKeyのセキュリティチームは独自の実験環境で、Ledgerのイーサリアムアプリ1.22.1を対象に「取引差し替え攻撃(Transaction Replacement Attack)」の再現に成功した。
この攻撃は、利用者がハードウエアウオレットの画面で正常な取引内容を確認している間に、攻撃者が署名待ちの取引を別の内容に置き換える手口だ。利用者が最初に確認した取引と実際に署名する取引が異なる可能性があり、攻撃者が指定したアドレスに資産を送ってしまう危険がある。
Ledgerは8月13日にイーサリアムアプリ1.22.2を配布し、アプリ側の保護機能を追加した。8月21日にはセキュアソフトウエア開発キット(Secure SDK)26.6.1を通じて、根本的な問題も修正した。
Ledgerは、利用者にハッキング被害は出ていないと説明した。そのうえで、今回の事例は古いバージョンのイーサリアムアプリに存在した脆弱性を実験室環境で再現したものだと付け加えた。
Bloomingbit Newsroom
news@bloomingbit.ioFor news reports, news@bloomingbit.io