コインベース、SECとCFTCに無期限先物規制の整備要求 「管轄重複の解消を」
概要
- コインベースは、米国で無期限先物と予測市場を活性化するため、SECとCFTCの管轄権の重複解消を求めた。
- 提出した提言には、消費者の選択肢と市場の競争・イノベーションを促す規制枠組みの整備や、株式を原資産とする無期限先物の証券先物分類などを盛り込んだ。
- シルザドCPOは、管轄権の整理を通じて関連取引を米国市場に呼び込み、米国の競争力を確保する重要性を強調した。
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米最大の暗号資産交換業者コインベース(Coinbase)は、米国で無期限先物と予測市場を活性化するには、証券取引委員会(SEC)と商品先物取引委員会(CFTC)の管轄権の重複を解消する必要があると訴えた。
8月25日、ファヤル・シルザド最高政策責任者(CPO)はXで、SECとCFTCが共同で実施した、無期限デリバティブの商品定義と代替的な規制順守の枠組みに関する意見募集に対し、回答書を提出したと明らかにした。
コインベースが提出した提言には、消費者の選択肢と市場の競争・イノベーションを促す規制枠組みの整備を盛り込んだ。株式を原資産とする無期限先物を証券先物(security futures)に分類する案や、CFTCまたはSECの監督を受ける取引所が株式関連の予測市場商品を上場できるようにする案も含めた。
コインベースは現在、無期限先物と予測市場商品を提供している。ただ、SECとCFTCの管轄が重なり、相反する規制の適用を受けているとみている。このため、商品の法的定義と各当局の監督範囲を明確にし、規制の不確実性を解消すべきだと主張した。
シルザドCPOは「複雑に絡み合った商品定義と管轄権の重複問題を解決することが重要だ」と指摘した。そのうえで、関連取引を米国市場に呼び込み、規制の枠内で米国の消費者に安全な投資機会を提供できると強調した。
さらに、無期限デリバティブ分野では海外市場がすでに相当のイノベーション面で優位を確保していると説明した。規制の整備は、米国の競争力確保にも必要だと付け加えた。
shlee@bloomingbit.ioこんにちは、bloomingbit記者です。