概要
- スタンダードチャータードのジェフ・ケンドリック氏は、ビットコインの年末10万ドル予想が低すぎる可能性があり、過去最高値に迫る可能性が生じたと明らかにした。
- 同氏は、最近のビットコイン上昇がショートポジションの清算と、米国のビットコイン現物ETFへの資金流入回復を受けて始まったと分析した。
- さらに先物市場の未決済建玉が低水準にあるため、10月6日以降、ビットコインが年末までに12万6000ドルへ向けて動く可能性があるとの見通しを示した。
期間別予測トレンドレポート



ビットコイン(BTC)が足元で強く反発するなか、年末までに10万ドル(約1590万円)を超え、過去最高値に迫る可能性が浮上した。
コインテレグラフが8月21日に伝えたところによると、スタンダードチャータード(Standard Chartered)のデジタル資産リサーチ部門でグローバル統括を務めるジェフ・ケンドリック氏はリポートで、「今年に入り初めて、ビットコインの年末予想である10万ドルが低すぎる可能性が生じた」と指摘した。
同氏は、足元のビットコイン上昇は主にショートポジションの清算がきっかけになったと分析した。あわせて、米国のビットコイン現物上場投資信託(ETF)への資金流入も持ち直していると説明した。
先物市場の未決済建玉が低水準にとどまっている点も、追加上昇余地を支える要因に挙げた。価格が上昇しても、新規投資家が市場に参入する余地がなお残っているという。
ケンドリック氏は、10月6日以降にビットコインの上昇基調が一段と強まる可能性があるとみている。年末までに、従来の過去最高値である12万6000ドル(約2000万円)に向けて動く可能性があるとの見通しも示した。
同氏は2月、ビットコインの年末目標を従来の15万ドル(約2380万円)から10万ドルへ引き下げていた。当時は、ビットコインが5万ドル(約794万円)水準まで下落した後、年末までに10万ドルを回復すると予想していた。ただ、最近の市場の急速な反発を受け、従来予想を上回る水準に達する可能性も視野に入れた。
8月21日午後9時時点で、ビットコインは前日比6.99%高の7万6712ドルで取引されている。
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