UBS、ビットコインETFのコールオプション24倍超 IBITへのエクスポージャー拡大
期間別予測トレンドレポート



スイスの大手銀行UBSが、ブラックロックのビットコイン(BTC)現物上場投資信託(ETF)に絡むコールオプションの保有を前四半期末比で24倍超に増やしたことが分かった。
暗号資産専門メディアのコインデスクが8月15日に報じた。UBSは第2四半期末時点で、ブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)の原株195万株に相当するコールオプションを保有していると規制当局に届け出た。第1四半期末の8万株から24倍超に膨らんだ。
同じ期間にはIBITの直接保有株数も増えた。UBSの保有は40万7890株と、第1四半期末の36万4371株から約12%増加した。現在の価値は約1360万ドル(約22億円)だ。
一方、売る権利を持つプットオプションは縮小した。第2四半期末時点の原株ベースの保有は14万3300株で、第1四半期末の30万3300株から約53%減った。直接保有株数も、2025年第4四半期末に記録した54万8614株を依然として下回っている。
もっとも、今回の届け出書類には行使価格と満期日は記載されていない。このため、UBSの純粋な方向性エクスポージャーを正確に見極めるのは難しい。こうしたポジションは、顧客のヘッジやマーケットメーク業務、裁量運用顧客のポートフォリオ、自己売買を目的としたものの可能性がある。
運用資産が7兆ドル(約1110兆円)を超えるUBSは年初以降、スイスのプライベートバンキング顧客の一部を対象に、ビットコインとイーサリアム(ETH)の取引へのアクセス提供を準備してきた。今回の届け出書類では、こうした顧客向けサービスの拡大がオプションポジションの増加につながったかどうかは明らかにされていない。
shlee@bloomingbit.ioこんにちは、bloomingbit記者です。