アンソロピック、ライオットと91億ドルのクラウド供給契約
期間別予測トレンドレポート



人工知能(AI)企業のアンソロピック(Anthropic)が、ビットコイン採掘会社のライオット・プラットフォームズ(Riot Platforms)と91億ドル(約1兆4500億円)規模の長期クラウドコンピューティング供給契約を結んだ。
ブルームバーグが8月10日に報じた。契約期間は2048年6月までの約20年。5年ごとの延長オプションを2回行使した場合、売上高は最大161億ドル(約2兆5600億円)となる見込みだ。
これに先立ちライオット・プラットフォームズは8月10日、テキサス州ロックデールのキャンパスで191メガワットのコンピューティング能力を「先導的なフロンティアAI企業」に供給する契約を結んだと開示した。ブルームバーグは複数の関係者の話として、この相手先がアンソロピックだと伝えた。発表後、ライオット・プラットフォームズ株は時間外取引で25%急騰し、一時24.40ドル(約3880円)を付けた。
アンソロピックはAIサービス需要の急増を受け、計算インフラの確保を急いでいる。数カ月前に設立されたインフラ新興のボルタ・インフラ・ホールディングス(Volta Infra Holdings)とは100億ドル(約1兆5900億円)規模の契約を締結した。5月にはイーロン・マスク氏のxAIから、450億ドル(約7兆1500億円)規模のコンピューティング資源を購入することで合意した。
ライオット・プラットフォームズは、もともとバイオプティクス(Bioptix)の社名でバイオテクノロジー診断機器を製造していたが、その後ビットコイン(BTC)採掘へ事業を転換した。足元ではAIブームをにらみ、クラウドコンピューティング事業にも領域を広げている。AMDとも別途、コンピューティングインフラ構築契約を結んでいる。