概要
- ビットワイズは、機関投資家の数兆ドル規模の資金がビットコイン市場に流入するとの見通しを示した。
- ビットワイズは、ビットコイン価格が2035年に130万ドルまで上昇し、世界の価値保存市場で25%のシェアを確保できると明らかにした。
- ホーガンCIOは、ビットコイン現物ETFの普及で投資家が直接投資に動くようになり、デジタル資産備蓄企業(DAT)の資金調達は難しくなり、影響力も低下するとの見方を示した。
期間別予測トレンドレポート



ビットコイン(BTC)が長期的に130万ドル(約2億500億円)まで上昇する可能性がある。
8月9日、コインデスクによると、ビットワイズ(Bitwise)のマット・ホーガン最高投資責任者(CIO)はインタビューで、今後10年以上にわたり機関投資家の数兆ドル規模の資金がビットコイン市場に流入するとの見通しを示した。
ホーガンCIOは、金融助言会社やファミリーオフィスなどの機関資金がビットコイン投資に乗り出すとみる。「最近のビットコイン現物上場投資信託(ETF)の13F開示や、モルガン・スタンレー、ウェルズ・ファーゴなど大手金融機関の動きを見ると、こうした変化はすでに表れ始めている」と説明した。
そのうえで、財団や大学基金、年金基金、保険会社、政府系ファンド、中央銀行にまでビットコイン投資の需要が広がる可能性があると指摘した。ホーガンCIOは「これらの機関が世界で運用する資産は100兆〜200兆ドル(約1京5793兆〜3京1586兆円)に達する。このうち1%だけでもビットコインに配分されれば、長期的な価格上昇を支え得る」と語った。
ビットワイズは、ビットコイン価格が2035年に130万ドルまで上昇し得るとみている。拡大する世界の価値保存市場で、ビットコインが25%のシェアを確保できるとの分析に基づく。
ホーガンCIOは、価格見通しの根拠として金市場を挙げた。「金ETFが上場した2004年当時、金の時価総額は約2兆ドルだったが、現在は約30兆ドル(約4738兆円)に拡大した。価値保存市場が過去と同じ年平均13%の成長率を維持し、ビットコインがその25%を占めれば、1BTC当たりの価格は130万ドルに達し得る」と分析した。
一方、ホーガンCIOはデジタル資産備蓄企業(DAT)の影響力は徐々に低下するとの見方も示した。「ビットコイン現物ETFの上場で、投資家はDATを通さずにビットコインへ直接投資できるようになった。その結果、DATの資金調達手法は以前より難しくなった」と付け加えた。
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