クラウドフレア、AIエージェント向けステーブルコイン財布の提供に着手
概要
- クラウドフレアが、AIエージェントがステーブルコインでAPIやオンラインコンテンツの利用料を決済するプログラマブルな財布の提供に着手した。
- この財布は、資金を管理するアカウント財布と、エージェントが自律的に決済する仮想財布の2種類で運用する。利用上限や最大取引額も設定できる。
- 決済プロトコルとしてコインベースのx402に対応する。ビザ、マスターカード、アメリカン・エキスプレスと協力し、AIエージェントの識別標準づくりも進める。
期間別予測トレンドレポート



インターネットインフラ企業のクラウドフレア(Cloudflare)が、人工知能(AI)エージェント向けのプログラマブルな財布サービスの提供に乗り出した。AIエージェントがステーブルコインでAPIやオンラインコンテンツの利用料を直接決済できるようにする。
暗号資産専門メディアのザ・ブロックは8月4日、クラウドフレアが同日、AIエージェント専用のステーブルコイン財布サービスの第1段階を公開したと報じた。現時点では、利用者は自らのアカウントにひもづく固有の財布アドレスを発行できる。ステーブルコインの入金や、エージェントによる決済承認などの中核機能は近く提供する予定だ。
財布は2種類ある。個人や企業が資金を預けて支出を管理する「アカウント財布」と、APIキー方式で動作し、エージェントが自律的に決済を実行する「仮想財布」だ。財布の保有者は利用上限、承認する加盟店の一覧、1回当たりの最大取引額を自ら設定できる。
決済プロトコルでは、コインベース(Coinbase)が開発したx402に対応する。x402は、AIエージェントがウェブサイトへのアクセスを求めると、サイト側が決済案内を返し、エージェントが別途のアカウント登録や購読契約なしに即時決済したうえでコンテンツにアクセスする仕組みだ。クラウドフレアとコインベースは2025年9月、機械間決済の標準普及に向けてx402財団を共同で立ち上げている。
クラウドフレアは、ビザ(Visa)、マスターカード(Mastercard)、アメリカン・エキスプレス(American Express)とも協力している。加盟店が信頼できるAIエージェントを識別するための標準づくりを進める。
shlee@bloomingbit.ioこんにちは、bloomingbit記者です。